レクタータープのアレンジとロープワーク | 大ざっぱなO型キャンプ

大ざっぱなO型キャンプ

2023年の夏、2拠点生活の長野でキャンプ再デビューしました。

ヘキサタープがかっこよいのでレクタタープはお蔵入りになっていました。昔で言うところのブルーシートタープ(晴天のサイトでもぜんぜんありでした)まだまだ「ビーチパラソル」がキャンプ場でもちらほら咲いていた時代です。ヤフオクで手に入れたタープは何故か二枚組で、コンパクトなレクタタープでした(しかも未使用品のはずなのにやけに焚き火くさい(笑)なんとなく出品者さんの思いを感じることができました。

 

個人的には何度もやったことのある↓この形が一番使い勝手も格好もよいと思っていますが、色々とこれをベースにアレンジしてみようと思います。

 

タープを張る際に必要(ま、結べてほどけなきゃ別に何でもよいのですが)張り綱の調整やら立木にロープを結んだりする際、あとは次回キャンプで毎回もつれていてイライラするロープのまとめ方がわかりやすく説明されているベテランの方のサイトを調べてみました。(動画は探していませんが色々とあると思います)

 

(1)もやい結び…ポールに引っ掛けるなどロープの先に輪っかを作る

輪っかを作る王道がこの結び方です。適当な結び方で全然実用には問題ないのですが、このもやい結びは輪っかの大きさが変わらない結び方になります。ないとは思いますがおぼれている人を救助する際にも使えます。

 

 

 

(2)自在結び…自在金具が破損してしまったりついていない場合

正式には6までの手順ですが、ずるをして3まででもなんとか使えます(強風とかの際には心もとないですが)3までならしばらくキャンプにいけないときにでもなんとか覚えていられます。いろいろな場面で便利に使えます。積み荷の固定には別の安全な結び方がありますのでこの結び方でキャリアの荷物を固定するのは危険です。

(3)トラッカーズヒッチ…自動車への荷物の固定

私はこの結び方がいつまでたっても覚えられませんので実際に使ったことがありません。理解している人に聞いたら「そうでもない、なんでわからんの?」とよく言われますので向いている方にはすんなり理解できるのだと思います。

 

(4)棒結び…まさかこれに名前があるとは知らずにこれまで生きてきました

最後の⑤が病みつきになるくらい気持ちが良いです。よくナイフの柄などにパラコードを編みこむ芸術的なやり方が紹介されていますがめんどくさいので私のナタと金づちの柄はこの①のところの「芯」にあたる部分を柄に見立ててこのやり方で濁してます。

 

↓他にもロープを接ぐ際に便利なものなどをわかりやすく紹介していらっしゃいます。

 

意外と使い道が多いのが「巻き結び」です。立ち木にロープを括り付ける場合や、薪を束ねるのに「ぎゅっと」締め付けることができるので便利です。

ロープの結び方は頭で考えたり理屈で考えるとなかなかうまくいきません。キャンプで役に立つかもしれない結び方は1桁前半の種類で充分です。一番の基本は何といっても「本結び」です。小学生のころ初めて習ったのがこの結び方です。他のややこしいものはすでに頭の中にはかけらも残っていませんが、本結びだけは完全に理解ができていたのでいまだに理屈が判ります。ほどくのに苦労する、いわゆる「かた結び」との違いが判れば忘れることはありません。