巷間コロナ第2波が来たかのような印象である。スタジオが閉まらないことを祈るのみである。ただ、そう遠くないうちにコロナどころではない国際関係の激流に巻き込まれるだろうから、意外なかたちで騒動は収束するだろう。そちらの方がおおごとだが。
気分が沈みがちなので、処方箋によりアリス・クーパーを聴く。
豪華ミュージシャン参加による名盤であるが、参加メンバーは、THE HOLLYWOOD VAMPIRESの一員としてクレジットされている。ドラムのALLAN SCHWARTZBERG先生とJim Gordon先生が目を引く。アリス・クーパー(やルー・リード)と言えば、Dick WagnerとSteve Hunterのツインギターは外せないだろう。とくにディックさんは作曲の才能もあり、アリスだけでなく多くの人に楽曲提供をしているが、何故かAir Supplyに2曲も提供しているのが印象深い。
本作品では、"I NEVER CRY"がベストチューンである。