ジョグジャ①ソノブドヨ博物館 | Zappa's Cafe

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ひとやすみ~♪ ひとやすみ♪

2023年11月

 

 

ジョグジャカルタ市内観光①

 

雨季に入ったばかりのジョグジャカルタ

少し蒸すけど、機内や乗継空港がひどく乾燥していたので、逆に良かった

曇りで風もあり

 

 

ソノブドヨ博物館

 

ジャワ文化に触れられる博物館(屋内施設)

 

 

 

最初、広間(ジャワ建築?)を通りました

写真は無いけど、ちょっと薄暗い木造建築(?)の中

伝統楽器と座られた年配の方を見たような・・演奏して下さってたかな

ジャワの伝統文化の空気を浴びて奥の部屋へ

 

仏像や神様の像がいっぱい(だったと思われる)の部屋

 

豪華な扉

 

何か作業されていました。設備は日々更新中みたい

 

透かし彫り?すごく美しい ブラウンカラーが繊細な彫り模様と相まって涼しげ

 

この部屋から見えていた・・中庭の門の様な建築物

写真を撮ろうと思って外に出たら・・

バティックを巻いたカップルとカメラマンが写真撮影始めて(結婚写真?)

邪魔しちゃいけないと、一旦、退散

 

なじみ深い、輿の模型

 

 

伝統衣装?

 

素敵!しかも今でも外国人でも抵抗なく着れそう

左の女性のチュニックぽいシャツと巻きスカート(水着のロングパレオはここからきたの?)

右の女性のは簡素にすればリゾートワンピース

 

 

 

バティック(ジャワ更紗)

伝統染色工芸品

 

 

人形劇 ワヤン・ゴレック

 

操り人形 (ジャワ西部Sunda族)

 

 

影絵芝居、影絵人形(ジャワ・バリ)

ワヤンWayangは影、クリッKulitは革のことみたい

 

WAYANF KLITHIK ワヤン・クリティク

腕(革製)以外のほとんどの部分は木製とのこと

 

 

カラフルでびっくり、すごく美しい

みな、「ワヤン・~」

あらすじと登場人物の人形紹介が下に書かれているみたい(現地語のみ)

 

 

Wayang sadat

 

見覚えのあるタイプの影絵人形

Wayang gedhog solo

 

「ワヤン・ゲドホッグ」と読むのかな?

繊細に切り(打ち?)抜かれていて影も美しそう そして関節がいっぱい

これは薄い革素材だと思います

 

**********

 

インドネシアの影絵人形劇と学生時代の同時期に知って

興味を持った、ベトナムの水上人形劇は実際に上演を観る事ができました

*言葉は分からないけど、ストーリーの解説が各国語で用意され

 始まると見ていて分かり易い内容、見易い座席配置、 華やかな伝統音楽の生演奏

 で楽しめました

 興奮して、帰り際(可愛くもない)人形を衝動買いし、

 家族よりも迎えに来たガイドさんが引いてた・・

 

いつかインドネシアの影絵劇も観てみたい(今回は一人旅の為、夜の外出は自粛)が・・

以前調べた時、言葉が分からない為か、演目の為か、長さか・・

せっかく出掛けたのに眠くて辛かったという感想が目立ち

まだ地元の方か、研究者じゃないと楽しむのは難しい印象

 

博物館のは2時間、観光客向けのはずだし

最初スクリーンの裏側へ通されるようで、

上演中に、楽器演奏や人形動かす所を観たり、本来の客席側で観たりできるらしいびっくり

(混んでたら無理な気もするけど)

それでもやっぱり途中で帰る人もいて、

盛り上がりなく終わり、残った人もぽかんとしてたらしい・・

 

長距離移動や観光で疲れた後に付き合ってもらうのは気が引ける

隣で大いびきで寝られてもなぁ

 

************

 

本館は、どんどん蒸し暑くなって、長居できないけど

中庭に出て、

回転扉(上だけ羽根付き)の向こうにあった新館は

クーラーが入っているうえに展示品の量も多く、

カップルや家族が夢中になる体験コーナーもあって、ずっと居られそう

 

入口前のテラスにいた女性にチケットを見せてみたら、入れました

 

2020年の年明け購入の「地球の歩き方’20~21版」では

新館についての記載は影も形も無く、

チケットも自分で買っていないので存在自体知りませんでした

見つけられて良かったです ここを見逃したらもったいない!

 

※案内リーフレット等は無く”本館、新館”は私が勝手に呼んでいます

 その”新館”には館内図があって分かり易かったのですが、

 本館(もしくは敷地内の別棟)は全部見たかは分かりません

 

 あと、「地球の~」に載ってる写真の”王宮に面した博物館”という外観も見てない

 少なくとも回転扉出て右と正面の路地の先は車が走ってる通りの様で、

 左斜め前方が新館だったかと

 

新館に入ってすぐ、

たぶん私が写真撮影可能か尋ねた、係員の男性が「lineの中には入らない様に」と。

写真撮影はOK

 

あとで分かるのですが、新館はセンサー設置済み

lineを越えると音が鳴る仕組みみたい

2階や3階で、人が増えるとあちこちで鳴り続け、係の方が巡回

 

展示品に手を伸ばす人は見なかったけど、線は気にせず入っちゃってた

(警報音は日本の店舗入口でずっと鳴ってる音より小さいかも)

私も、撮影している人をよけたり、向こうから来る人に道を譲ったら

ここにもラインがあった!とか・・

足で踏み越えてなくても、角を曲がる時に腕が空中で入っている事に気づいたり

それで鳴ったかは分かりませんが・・注意が必要でした

 

 

1階は

入ってすぐ大きな輿の展示とガラスケースに食器など

 

 

銀器などお茶セットと

現地語でTekoという、どう見ても”やかん”のデザインが可愛くて素敵

 

 

吹き抜けの、2階辺り(スキップフロアの様になっています)

踊る女性たち・・ のマネキン

 

ずっとどこからかシロフォンみたいな優しい音の民族音楽が聞こえていましたが、

このフロアの端で一人で伝統楽器を演奏し続けて下さっている方がいらっしゃった

(こちらは若い方)

 

ガムラン

この伝統楽器のオーケストラは展示品

向こうで一人演奏されていたのは、鍵盤の幅の広い木琴みたいなの(中央手前)でした

 

 

Wayang 

人形

 

豪華な人形たち(左は影絵)

 

大勢の人形たち

 

 

テキスタイルと服装

 

 

 

沢山!

 

ガラスの反射できれいに撮るのは難しく、特に気に入った柄だけ

 

用途など・・こちらの説明には、英語が添えてありました

 

ずっと眺めていられます

 

↑この展示を見て、ロウケツ染めと気づきました

 

 


 

 

 

↑この左は、背景のスクリーンに映像が映し出され、手前の人形が動く様でしたが

最初に入口で撮影している女性たちがいて遠慮して

後で戻ったら、

大勢の女学生さん方が写真(動画?)撮り続け、動かず、近づけませんでしたゲラゲラ

なので、詳細は分かりませんがとにかく楽しそう

こんなに楽しめる社会科見学っていいなぁ!

 

後ろ髪を引かれながら・・

といっても博物館見学30分予定で組んで下さっていたところを

写真の撮影時間を見ると丸々1時間滞在

家族へ送った報告メールには

 ”段取りと(飛行機)早着で、完璧に準備してめちゃくちゃ早くジョグジャ空港出発”

 ”観光時間をだいぶ延ばせた(ホテルへは1時間早く到着)”

 

外に出たら、雨が降り出していました

 

このまま怪しげな小道から通りへ出ると運転手さんの待つ駐車場に戻れず

迷子になる気がして・・

回転扉の下をくぐって”本館へ”

すると、

 

30分以上経ってるのに、まだいた!

さすがに疲れて笑顔がひきつってくる気が・・

寺院の入口の門と塀かな(私にはバリのイメージ・・ここはジャワ中部だけど)

 

元の広間を抜けて博物館を出て、

無事にドライバーさんの待つ車に戻ったら、すごい雨に

これが雨季のスコール!

(移動中の雨は空気がキレイになるから嬉しい)

 

車を走らせている間に光が射してきて

次の目的地に到着すると

雨は完全に上がっていました