一昨日は形成外科の診察で労災病院まで。

来週は泌尿器科の診察でPSAの検査がある。

前立腺ガンの再発転移があり、転移がん細胞の増大を抑えるホルモン系の抗がん剤、フルタミドを3年前から服用しているが、

副作用が酷く、顔面のほてり(ホットフラッシュ)や吐き気、体毛の脱落などの女性化などが症状として出る。

 

 

 

 

 

 

副作用あれども、だからといって服用しないと命に関わるので、服用は絶対である。

 

 

私の知り合いに「副作用が怖くて使用をためらっている」という人がいる、

がしかしどんな薬も「作用」があって「副作用」もある。副作用ばかりを気にして、

飲む前から「怖くて飲めない」なんてその薬で治る可能性を潰しているわけで、本当にもったいと思う。

 

 

なぜならその薬がその人の病気にすごく効いて、副作用も小さい可能性もあるからだ。

副作用の頻度は様々で、副作用らしい症状が全く出ない人もいる。これは服用してみないとわからないこと。

副作用として書かれている症状は「この薬には、こんな副作用の報告がある」というものであり、「あなたにこの副作用が出ます」というものではない。

 

 

ただし服用してみて、「あれ変だな」と違和感があるときは医師に相談すればいいし、生死に関わらない限りは、治すためには何が何でも無理やり服用しなければならないものでもない。

むやみに薬を怖がらず、正しく怖がることが大事だと思う。

 

 

「毒にも薬にもならん」という言葉があるが、副作用も出ないようなものは何の役にも立たないという意味でもある。逆に言えばどんな薬でも有用な作用の裏返しに必ず副作用があり、そうした副作用に十分に注意しながら使用することが大事だと思う。

私の場合は「服用しない」イコール「死」につながるので、副作用があろうがなかろうが服用する必要がある。