退院後の高圧酸素治療(HBOT)の経緯
6月5日退院後の近況報告。経尿道的止血術(TUC)を受け、その後の経過は良好。18日間留置していたカテーテルも抜去、自力で排尿できるように。心配していた血尿も、カテーテル抜去後は見られない。今回の手術では、出血部位の止血だけでなく、前立腺全摘後の吻合部狭窄に対する切開術(TUI)も行われていたことが後で分かった。そして本日、昭和大学藤が丘病院を受診し、高気圧酸素療法(HBOT)の説明を受けてきた。来週月曜日から治療開始予定。この病気には本当に苦しめられた。特にコアグラ(血の塊)による排尿障害は想像以上につらいものだった。しかし、ここまで来たら負けるわけにはいかない。高気圧酸素療法で放射線障害を受けた膀胱組織の修復を目指し、この病気としっかり決着をつけたい。まだ治療は続くが、一歩ずつ前へ。6月9日本日、高気圧酸素療法(HBOT)2回目を無事に終えた。現在は自力で排尿できるようになり、大きなコアグラによる閉塞もなくなった。ただ、膀胱や尿道はまだ回復途中で、頻尿や排尿時の痛みが続いている。昨夜も強い尿意で何度も目が覚めた。本日からは排尿を助ける薬(シロドシン)も処方された。高気圧酸素療法は、放射線で傷んだ膀胱の血流改善と組織修復を目的とした治療。効果はすぐに出るものではないが、回数を重ねることで少しずつ改善が期待されている。今日は退院後初めて少量の血尿と小さなコアグラが出たが、自然に排出され、尿の色も徐々に薄くなっている。病院にも報告済みで経過観察中。今回の治療の目標は、「血尿を繰り返さない膀胱を取り戻すこと」焦らず、一歩ずつ前へ。6月12日今日はなかなか忙しい一日。午前中は横浜労災病院で泌尿器科の診察。手術後の経過は順調とのことで一安心。少し早めの昼食は病院職員食堂のカレーライス。入院中は食欲よりも血尿やコアグラとの戦いだったが、今は「今日はカレーか」と思えるところまで回復した。午後は昭和大学藤が丘病院で高気圧酸素治療(HBOT)。放射線で傷んだ膀胱を回復させるための治療で、平均30回程度の通院が必要とのこと。まだ始まったばかりだが、じっくり取り組んでいこうと思う。治療の合間には病院のテラスでコンビニのたまごサンドと天然水。こういう何気ない時間が妙にありがたく感じる。そして夜はパンダエキスプレスの中華。病院のはしごで少々疲れたが、しっかり栄養補給して帰宅。5月には血尿、コアグラ、排尿困難で救急受診を繰り返し、入院・手術となったが、今こうして普通に食事をして病院へ通えることに感謝6月19日【高気圧酸素療法(HBOT)11回目終了】放射線性出血性膀胱炎の治療として受けている高気圧酸素療法(HBOT)は、本日11回目を終えた。標準的には30回程度の治療が行われるが、現時点では劇的な変化はない。ただし、 血尿は再発していない 排尿は比較的スムーズ 尿道の痛みも少しずつ和らいできている。という変化は感じている。HBOTは薬のようにすぐ効果が現れる治療ではなく、傷んだ組織の血管新生や修復を促す治療。そのため、効果が現れるとしてもゆっくりだ。今のところ大きなトラブルもなく治療を継続できており、焦らず30回完走を目指したいと思う。6月29日昨日は突然の尿閉で横浜労災病院の救急外来を受診し、留置カテーテルを入れた。尿道狭窄の再発の可能性も含めて、7月3日に主治医の診察で詳しく評価してもらう予定。それまではカテーテルを留置したまま。帰宅後は、自分でも膀胱尿道吻合部狭窄の治療について調べてみた。内尿道切開術を繰り返すことで高い成功率が得られたという報告もあり、まずは現在の状態をしっかり評価してもらい、その結果を踏まえて治療方針を考えていきたい。そして今日は、高気圧酸素療法(HBOT)の20回目も無事に終了。5月から本当にいろいろなことがあり、正直なところ途中で心が折れ、「もうどうでもいい」と思ってしまう日もあった。それでも振り返ると、放射線性出血性膀胱炎による血尿はほぼ消失し、コアグラも見られなくなった。HBOTも予定30回のうち20回を終え、ようやく終わりが見えてきた。今の課題は尿道狭窄だが、一つひとつ状況を整理しながら、焦らず前へ進んでいこうと思う。7月3日今日は横浜労災病院と昭和大学病院のかけもち。先日、突然尿が出なくなって救急外来を受診し、現在はキャップ式のカテーテルを留置。今回の尿閉は、血尿や血の塊(コアグラ)が詰まったことが原因ではなく、尿道狭窄によるものと考えられるとのこと。カテーテルをすぐに抜くと、再び尿閉になる可能性があるため、2週間後の診察まで留置することに。その時点で、再度の内視鏡手術の手配を検討するとのこと。前回は5月29日に、膀胱の止血術と同時に尿道狭窄の内視鏡手術を受け一度は排尿できるようになったが、わずか1か月ほどで再び尿閉になったため、精神的にはかなりこたえている。両病院で再建手術についても尋ねたが、同じ見解で私の場合は狭窄部が膀胱に近い深い場所にあり、前立腺全摘と放射線治療の影響もあるため、再建は非常に難しいとのこと。別々の病院の医師が同じ意見だったため、今回は信頼する主治医の判断を尊重し、まず再度の内視鏡手術を受ける方向で考えていく。そして、高気圧酸素療法(HBOT)は今日で23回目が終了。月曜から土曜まで毎日通院し、何も持ち込めない一人用カプセルの中で治療を受けるため、想像以上に気力と根気が必要。それでも標準30回のうち、残りはあと7回。放射線性出血性膀胱炎については、現在のところ血尿はなく、HBOTによる組織修復と再出血予防に期待。次々と問題が起きるが、そのたびに一つずつ原因を調べ、理解し、対処していくしかない。今回の再手術で尿道狭窄が長く安定し、突然の尿閉におびえずに生活できるようになることが、今の一番の望み。帰りにリンガーハットでちゃんぽん