今年はNON STYLEが優勝した。

僕個人的にはオードリーをめちゃめちゃ押してたんだけど、あれだけNON STYLEの身内みたいなのが審査員にいたら、そりゃ勝てないだろう。

良くも悪くも漫才は西の物、吉本の物。

神沼、伸介共に圧勝と言ってたけど、圧勝だと思う裏には付き合いや思い入れ、同じ関西の血の持つテンポがそう言わせたのではないか?

確かに、NON STYLEはストリートで培った周りを巻き込む力があった。

場慣れしているし、流れるような運びでもあった。

でも、オードリーの春日がかんだ時の若林のフォローは神掛っていた。

緊張していたんだろう。いつもより大分テンポが走りぎみで進んで行き、いつもゆったりと偉そうに構えている春日が案の定かんだ。

そこへ、いつも突っ込みなテンポで話す若林がそれを拾い笑いに変える。

この時、走りすぎて聞き取り難いな~と思っていた所に神が降りてきたのを感じた。

いや、神が降りて来たんじゃなく、日頃の努力の結果なんだろう。


決勝戦でのオードリーは冴えなかった。

春日の声が大きく、若林の声が聞き取りにくかった。

ボケの声ばかり大きく、突っ込みが聞き取れないのは漫才として成立しない。

内容も良くなかった。

若林はゆったり、ふてぶてしく構えていてなんぼのキャラだ。

それが、しゃべりすぎたり、大きな声を出したりしては、2人の対比が崩れてしまう。

偉そうなんだけど、若林に敷かれている。

そんなうま味が生かされていなかった内容だった。


ただ、去年より格段に面白く、あの1000万円がもたらす芸人の緊張感は、見ているこっちにも伝わってきて、また来年も見たいと思わせてくれる番組だった。