親友が溺死したと知った日は、サークルの合宿から帰ってすぐの事だった。
8月の頭、僕とそいつは、スキューバのライセンスを取りにサイパンに行った。
1週間、貧乏旅行だった僕たちは、スーパーでパンと缶詰を食べて過ごした。
ウインナーの缶詰が異常にしょっぱかったのが印象的だった。
講習を終え、ライセンスを取得した翌日、フリーで2ダイブ申し込んだ。
その時、ボスが、
「彼らはもうダイバーだから、取って置きを案内してやってくれ」
と言われたのが、凄く嬉しかったのを覚えている。
帰国した翌日から、僕は2泊3日でサークルの合宿で河口湖へ行っていた。
合宿から帰ると、中学からの友達が喪服で家に来て、親友の通夜を知らされた。
半ズボンにタンクトップ、サンダルで通夜に駆け付けた僕は、それから4日間泣いた。
もう涙が枯れたと思った。
その時、母親からたった一言、今思うと精一杯の親からの言葉だったんだと今は思う。
「私が死ぬより、辛いでしょうね、、、、、、」
涙が枯れた5日目の夜中、僕は千葉から東名を西へ車を走らせていた。
正直死んでも良いと思っていた。
4日間、寝ずに泣き続けたのに、あんなスピードで走ってたのに、死ななかったってことは、まだ死ぬ時期では無いと言う事だったんだろう。
そして、それから十数年、ここで暮らしている。
東京を、関東を、実家を、仲間を、全てを捨てて、今、ここで暮らしている。
心の大きな穴は、泣く事で癒される。
一緒に過ごしていた時間、泣く事で紛らわせる事ができる。
そして、穴の開いた時間を、他の人と過ごす事で、他の事をする事で、徐々に心は穴を修復してゆく。
でも、穴が大きすぎると、心は修復するのを辞めてしまう。
穴が開いたままの状態、、、、、、
心は穴を開いたまま止まってしまい、生活そものもが成り立たなくなって行く。廃人、、、、、
でも、心はそこまで弱くない。
修復できない心は、リセットする事で、又新たに生まれ変わる事ができる。
これが逃避であり、環境を変えると言う事なんだろう。
あの時の僕の心は、きっと逃避して、何もかも作り変える事を選択したんだと思う。
自己防衛の為に、、、、、
人が死ぬって言う事は、一緒に過ごした時間が痛いと言う事だ。
過去の思い出は、そのままなんだけど、現在、未来、過ごすはずだった時間がぽっかり穴を開けてしまうから、痛くて辛い
僕が死んだ時、一体どれだけの人が泣いてくれるだろう。
多分2.3人だろう。
そんな事を思い出させてくれた、緒方拳さん。
ありがとう。
8月の頭、僕とそいつは、スキューバのライセンスを取りにサイパンに行った。
1週間、貧乏旅行だった僕たちは、スーパーでパンと缶詰を食べて過ごした。
ウインナーの缶詰が異常にしょっぱかったのが印象的だった。
講習を終え、ライセンスを取得した翌日、フリーで2ダイブ申し込んだ。
その時、ボスが、
「彼らはもうダイバーだから、取って置きを案内してやってくれ」
と言われたのが、凄く嬉しかったのを覚えている。
帰国した翌日から、僕は2泊3日でサークルの合宿で河口湖へ行っていた。
合宿から帰ると、中学からの友達が喪服で家に来て、親友の通夜を知らされた。
半ズボンにタンクトップ、サンダルで通夜に駆け付けた僕は、それから4日間泣いた。
もう涙が枯れたと思った。
その時、母親からたった一言、今思うと精一杯の親からの言葉だったんだと今は思う。
「私が死ぬより、辛いでしょうね、、、、、、」
涙が枯れた5日目の夜中、僕は千葉から東名を西へ車を走らせていた。
正直死んでも良いと思っていた。
4日間、寝ずに泣き続けたのに、あんなスピードで走ってたのに、死ななかったってことは、まだ死ぬ時期では無いと言う事だったんだろう。
そして、それから十数年、ここで暮らしている。
東京を、関東を、実家を、仲間を、全てを捨てて、今、ここで暮らしている。
心の大きな穴は、泣く事で癒される。
一緒に過ごしていた時間、泣く事で紛らわせる事ができる。
そして、穴の開いた時間を、他の人と過ごす事で、他の事をする事で、徐々に心は穴を修復してゆく。
でも、穴が大きすぎると、心は修復するのを辞めてしまう。
穴が開いたままの状態、、、、、、
心は穴を開いたまま止まってしまい、生活そものもが成り立たなくなって行く。廃人、、、、、
でも、心はそこまで弱くない。
修復できない心は、リセットする事で、又新たに生まれ変わる事ができる。
これが逃避であり、環境を変えると言う事なんだろう。
あの時の僕の心は、きっと逃避して、何もかも作り変える事を選択したんだと思う。
自己防衛の為に、、、、、
人が死ぬって言う事は、一緒に過ごした時間が痛いと言う事だ。
過去の思い出は、そのままなんだけど、現在、未来、過ごすはずだった時間がぽっかり穴を開けてしまうから、痛くて辛い
僕が死んだ時、一体どれだけの人が泣いてくれるだろう。
多分2.3人だろう。
そんな事を思い出させてくれた、緒方拳さん。
ありがとう。