つづき。


豊田選手とのシングルマッチ!


自分のすべてをぶつけたくて。





なにを やられても 起き上がる。


そう決めてた。


今の若い選手のように  色んな技のオンパレードではなく

自分の技で勝負したかった。





顔面にヤクザキック








投げっぱなしジャーマンやるけど すぐに 起きてくる。


お返しにされたけど






私も 起き上がる。


そこから スタミナを奪う

ローリングクレイドル










豊田選手の 代名詞とも 言われるムーンサルト





首におもいっきり入った 踵落とし


からの




ジャパニーズオーシャンサイクロン


やっとの思いで返した。





起き上がるのもやっと。




やっとの思いで スクリュードライバー出せても  返される。





3発目のスクリュードライバーで

入った!


3カウント!







そこに 覆い被さってきた 豊田選手。

「ありがとう」


この一言  耳元で 言われました。




最後は気持ちを込めて。






試合ができて 私は幸せでした。

そしてマイクで一言言わせていただきました。


「私は  豊田真奈美という プロレスラーと 同じ時代に 同じリングに上がれて よかった。」


引退まで まだ間に合う。


また試合がしたい。

タッグも組みたい。


普段組むことはなかったから。


この夢 叶うといいな。

他の誰より  最後に試合ができれば

豊田選手の 脳裏に残るから。



※写真は当日 カメラマンの
西島いそみ様から いただきました。
ありがとうございます。