今日は予報通りの冷たい雨となっています。
週末の10日(土)お天気にも恵まれた穏やかな一日に
友人と久しぶりの三渓園へ行ってきました。
三渓園自然観察の会に参加するのが目的の一つでしたので、ちょっと早めの出発で。
1時間半に及ぶ三渓園内の観察会、個人ではなかなかこうはいかない
充実した楽しいひと時を過ごすことができたのは大収穫でした。
紅葉はちょっと遅かったかなというところですが、イロハモミジの紅葉は見事。
そしてこんなに広い範囲を説明を聞きながら散策できたのも素敵な経験でした。
ツバキ、ムラサキシキブ、シロワビスケ、イヌビワ、イロハモミジ、冬桜等
そして大池には、カモたちが。
マガモ、オオバン等様々な種類があるんですね。
敷地内に広がる大池から見上げる向こうに三重塔が見えますが、
これも由緒ある塔で、室町時代に建立されたそうです。
ただ1~2年後には修復工事が行われる予定だとか。
そしてもう一つ国指定重要文化財の旧矢箆原家住宅
もともとは白川郷にあり昭和35年に移築。
こちらは入母屋系多層養蚕農家ということですが
屋内拝覧することができました。
2階の養蚕室は見ることはできませんが、
1階部分はすべて廻ることができました。
江戸時代頃の豪農の家という佇まいで白川郷の合掌造りの古民家を彷彿とさせます。
紅葉のみならず思いがけずこんな古民家も堪能できて、
何だか田舎の家を訪れたような懐かしさにしばし浸ることができたのも
収穫でした。
そして園内に併設されている記念館で、
三渓園にまつわる深い歴史等も知ることができたのは
とても感慨深いものがありました。
三渓そばをいただき甘味処ではソフトクリーム黒蜜寒天に舌鼓を打ち、
老いた身にはちょっぴり堪えたけれど、
素敵な三渓園散策の一日となりました。