こんばんわ。おひさしぶりの投稿になります。やまたてです。
最近、山ばかりの話になっています。今回もお山のお話になってしまいます。
山のおしつけ、すみません。登ったら、載せないわけにはいかないのです。
だって、毎回めちゃくちゃ苦しんでいるのですもの。
苦労した分、何か残したいとかなんとかごちゃごちゃ・・・
というわけで、始めます。
今回は、八ヶ岳連峰の西天狗岳＆東天狗岳、1泊2日の雪山登山計画です。
深夜3時に自宅を出発して、5時半ぐらいに到着しました。
登山口は、唐沢鉱泉口を選びました。口コミで、「GWでも登山口までの道路（未舗装）が凍結していた」と、書かれてあったので心配していましたが、ノーマルタイヤでも全然問題なかったです。というか、見渡す限り、雪が・・・どこにもなくて、ちょっと心配なスタートでした。
あとから、知ることになるのですが、スタート口を間違えていました。
この右側の道から入山したのですが、本当は、小川を渡った先が正しい入り口でした。なんとか、途中で合流できましたが、私のよくやるミスです。
登山道の始まりはこんな感じです。
どこにも雪ありません。
保温材入りのおっもい冬靴履いてきたのが、悔やまれます。
30分ほど登ると、少し、雪が。
雪と言うより、氷に近いです。氷と地面の交互に続くために、アイゼンをつける気にはなれませんでした。何度も体勢を崩し、歩速も上がらず全然進みません。今回も孤高の登山で、他の登山者はあまり見かけませんでしたが、すれ違う方は皆、チェーンスパイクも履いていました。ベテランハイカーは装備がしっかりしています。勉強になります。
こんな風に雪が積もっていると歩き安いのですが、こういうのはまれです。
第一展望台付近です。このあたりで、はやくも2回目の限界を迎えています。
標準タイムだと2時間程度ですが、やまたてさんは3時間半程度かかっています。
呼吸が続かないんです。ボクシングしているのに、すぐに息切れしてしまう。
反回神経麻痺により、右の肺がちゃんと呼吸していないような気がします。
ちくしょーちくしょーいいながら、それでも登ります。
高度が上がると、岩場が多くなってきます。
誰だ！天狗岳はGW中まだ雪山を楽しめるとか、言ったやつは！！
先週、天狗岳登ったヒトの写真は、がっつり雪山やったんやんか！！
雪、どこー？と、おろろしている第二展望台です。
標準タイムでは、西天狗岳まで40分。
下りは、ほそーい雪の道があります。この細い道、サイドより高くなっているので、道を外すと軽く落ちます。細い道の上も、ところどころ空洞化しているところもあって、何度か足が埋まりました。すべる、おちる、うまるのコンボを数回くらいました。
下ったら、その分登る。
そして、びっくりするような斜面を登る。
○の上にまだまだあります。
そして、5時間程度かかって、第一目標、西天狗岳に登頂。
おじぞうさん、こんにちわ。
周りを見渡すけれども、やっぱり雪が見えません。
と、思いましたが・・・
東天狗岳へ向かおうとすると・・・
それっぽい雪が！！
それでも、体力的に限界越えのため、感傷にひたる余裕はありません。
ただひたすら前進。
近いようで、遠い次のお山。
そして、ついについに到着。
スタートから6時間弱。ほんとしんどかった。
スタートから6時間弱。ほんとしんどかった。
モザイク入れていますが、その下はゾンビです。
山頂から、南アルプスが綺麗にみえます。
八ヶ岳ブルーの下で、しばらく眠って（気絶）していました。
しかし、ここで苦行は終わりではありませんでした。
ここから、下って、山小屋に向かうわけですが・・・・
下りだけでないんです。間違えて、天狗の鼻ルートを選んでしまいました。
山小屋には行き着くのですが、登ったり下ったりがあるルートです。
とおい。どこ山小屋。
途中、スリバチ池があって、風景の楽しみはあります。
虫の息のやまたてさんの下にようやく見えてきた山小屋。
今回、お世話になるのは、有名な山小屋、黒百合ヒュッテでございます。
中はこんな感じです。
きれいですが、とにかく寒かった。外より中のほうが寒かったです。
夕食は、ハンバーグ。いくらでも食べれそうですが、逆流したくないので、ご飯はおかわりしませんでした。どれも美味しかったです。
お部屋は大部屋で五人が一緒に眠っています。
いびきのオーケストラでした。好きです、こういう空間。
翌日は、黒百合ヒュッテをゆっくりと出発して、二時間ほどかけて登山口へと下ります。
ヒュッテ側のほうが、雪がありました。
登山口にあり、唐沢鉱泉の秘湯で、入浴。
本当によいお湯でした。さすが秘湯。
せっかくなので、諏訪大社にお参りにいきました。
GWとあって、参拝者で列をなしていました。
逆流がおきませんように、と祈ります。
と、参拝で1泊2日の登山旅を無事おえました。
と、おもいきや、翌日。
おしりにゴーン。
ぶつけられました。ははは。