こんにちわ。おひさしぶりの更新となります。
 
やまたてです。
 
先月は、南アルプスに登頂しましたが、今月は急遽北アルプスに登ってきました。
 
行ってきたのは、こちら。

 
燕岳です。

 

燕岳に行きたい、というより、人気の山小屋、燕山荘に泊まりたい!というのがありまして、ここ一ヶ月ほどはキャンセル待ちのために何度もサイトを覗いていました。

 

んでんで、連休初日にようやくリザーブゲット。

 

ということなので、大急ぎで準備して、出かけてきました。

今回は、毎日アルペン号という深夜バスを使って、仕事終わりからそのまま翌朝、登山。

 

前回の仙丈ヶ岳は、何度も限界を迎えたので、今回も体力面は不安です。

 

バスのお隣さん、なぜか消灯後から、めっちゃくちゃスナック食べ始めたり、そわそわ動き始めたり・・・おかげで、やまたてさん、3時間程度しか眠れませんでした。なにげに繊細なんですね、やまたてさん。

 
登山口は中房温泉です。
にぎわっております。

ここからぐいっと1300メートル上へ登っていきます。
燕岳登山道は、アルプス三大急登と数えられています。
不安でしかありません。
空はとてもいい天気。
素晴らしいです。
今回は、たくさんのハイカーと一緒です。体力の心配はありますが、精神的な余裕は持てます。
遭難の二文字をよぎらないことが、どれほど快適なことか。
 
山道はこんな感じです。
 
確かにしんどいのですが、他にへばっているハイカーをみると、自分もがんばろうと思えてきて、一歩一歩ゆっくりと登ることができます。
 
 
登山道は、整備されていて、仙丈ヶ岳に比べ歩きやすい印象でした。
 
 
4時間ほど登り続けると、有名な合戦小屋に到着。
 
 
そして、合戦小屋で有名なのが、こちら。
 
スイカです。(・・・写真を撮る前にがっついてしまいました。)
 
甘くて、冷たくて、身体の隅々まで染み渡ります。ほんと美味しかったです。
 
合戦小屋を抜けると、風景ががらりと変わってきます。
 
遠くにみえる三角形の山は槍ヶ岳です。
 
槍ヶ岳、山のアイドル的な存在です。
 
 
2時間ほど歩くと、見えてきました。
本日の第一目的地、燕山荘。山のてっぺんに、のっかっているようにみえます。
 
 
さらに1時間ちょっと歩いて、ようやく到着。
見えてるけれども、なかなか着かない現象は今回も健在です。
 
そして、なんとか到着。
 
手前が燕山荘で、奥が燕岳です。(写真は夕方に撮ったものを使ってます)
 
 
燕山荘から燕岳は1キロ程度、片道40分ほどかかるようです。
少しだけ休んで、身体が登りを拒否する前に、向かいます。
 
燕岳の有名な岩、イルカ岩です。
 
海面から顔を出しているようです。
 
 
燕岳は花崗岩なので、白くて、ビーチにいるよう感じます。
 
 
高山植物であるコマクサです。ソーシャルディスタンスしていて、とてもかわいいです。
 
 
雄大な景色。
 
 
雄大。
 
 
雄大。ひゃっはー。
 
 
そして、ようやく登頂。
ゆっくりだったので、7時間と少しかかったと思います。
 
 
足を投げ出して、北アルプスの山々を眺める。
 
飛んだら、普通に死にます。
 
 
戻って、日が沈むのを眺めます。(確か沈むほうの写真だったと思います)
 
 
夜は、光が漏れる山小屋が幻想的です。
 
 
外観が素敵すぎます。
 
 
中はこんな風にログハウスっぽいです。(以下4枚の室内はお昼の写真です)
とにかく清潔。匂いとかジメジメ感とかこれっぽちもないです。
スタッフさんもとても親切で、やまたてさんは、睡眠時、45℃の角度がないと逆流してしまうので、余分に毛布をお願いしておいたのですが、心地よく貸してくれました。
本日は、全室満室です。
 
 
やまたてさんは2階です。カーテンで区切られるので、プライベートスペースはしっかり確保できてます。なんか修学旅行みたいで、ドキドキが止まりません。
この修学旅行感覚を楽しみたいために、廊下側のカーテンは半分開けたままにしておきました。そして、時々、廊下へひょっこり顔を出して、みんなの様子を確認します。
プライベートスペースと共有部分のバランスがとてもよい山小屋です。
前回は、孤独な山小屋宿泊だったので、やたらテンションがあがります。
 
 
燕山荘で有名なのが、おケーキ。
甘酸っぱくて美味しかった。
 
 
お夕食は、栄養満点。お腹いっぱい。
 
 
その後、オーナーさんから、燕山荘の歴史と生ホルン演奏を聞きます。
これからも山を守り続けてください!
 
 
夜の過ごし方は、外で星をみたり、共有部分で置かれている本を読んだり、ゆるりとした時間を過ごしました。星は、以外なことに、下界とみるのにあまり違いは感じられなかったです。なぜだろう。
そして、20時半に消灯です。
急に電気が消えるので、びびりました。
 
そして翌朝です。
 
下山の前に、記念写真。
 
ようやく、北アルプスに進出です。
仙丈ヶ岳のときは、ほんと孤独な戦いだったので、今回は、他のお客さんに混じり、ハイキングの楽しみを感じることができました。
 
んで、今回、新たな目標ができました。
 
やまたて、槍ヶ岳に登る!!
 
もう一度、北アルプスで感触を確かめた後に、槍ヶ岳にトライします。
今年度トライできるか、微妙ですが、必ず、登頂します。槍ヶ岳。
 
では、また報告します。ではでは。