最近の読書 | 記憶の欠片(ピース)

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病気がちで、甲斐性のないおっさんのブログ。
小説・ショートショートを書いていましたが、気力が失せたため、思い付きでいろんなことを書いています。

みなさんこんにちわ

 

わたしが最近読んだ本について書いてみます。

読んだと言っても、最近はすっかりTalkBackに嵌ってしまい、読み上げもらっている間に眠りにつくというのが多くなっています。

なので、あまり良く本の内容を理解していないことも多いのですが、そういうときは同じ本をまた聞く感じで、「ここの部分は前に聞いた気がする」とか覚えていたりします。変な睡眠学習のような状態になっています。(昔から言われている「眠っている間に聞いて学習」というのはあり得ないことだそうで、間違いです。ただし、眠る直前に聞いていたことを翌日覚えていることは多いらしいです)

 

で、最近一ヶ月くらいの間に聞いた本。

ドストエフスキー『罪と罰』

文章が重厚すぎて何を言ってるのかよくわからなかった。聞き始めて5分で眠れる。5分で眠っているのに上下巻ある本書を聞き終わったというのは、殆ど寝ていたということ。夜中に目覚めて、朦朧とした頭に朗読の声が入ってくると印象的で覚えている。

 

米澤穂信『可燃物』

読んだ方のブログを見て、短編集ということもあり読みました。こういう現代のわかり易い文章は比較的眠くならずに聞いていられます。推理小説ということもあり、先を聞きたいという気持ちも湧きます。ただ、表題作の『可燃物』は、もう4回くらい聞いているんですがオチの部分で毎回眠っている模様。いつになったら聞けるか不安。普通に読んだほうが確実。

 

各種哲学書(宗教哲学なども含む)

わかり易く解説(というコンセプトだがわからないのがほとんど)の初心者向け入門書から、ニーチェとかサルトルとかのタイトルだけ聞いたことがある本など。

大体において、「何言ってるかわからない」ので5分で眠れる。

『ソクラテスの弁明』は、どういう状況にソクラテスが置かれているかを考えて聞くと、「のらりくらりと言い訳をした上で、たまに相手をディスってる」ところが面白いかも。全体としては、なにいってるのかわたしには理解不能。

 

哲学書とは違いますが、アドラー心理学の解説本とか、アランの『幸福論』は、わたしの価値観というか精神構造では受け入れ難いと思いました。ここらへんは現代語に近い本なので言っていることはわかりますが、ちょっとわたしには無理。という感じ。

 

最後にアドラー関連で『嫌われる勇気』という本がありますが、この本について多少疑問があったのでBard(GoogleのAI)に質問してみました。

 

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質問

アドラー関連の本に「嫌われる勇気」というのがありますが、本書の内容とタイトルから受ける印象とか乖離していてインパクトを狙ったミスリードのような気がしますが、どうでしょうか。

 

Bardのこたえ

はい、その通りだと思います。本書の内容とタイトルから受ける印象は、確かに乖離していると言えるでしょう。

タイトルから受ける印象としては、嫌われることを恐れずに、自分の信念や価値観を貫くというような印象を受けるのではないでしょうか。しかし、本書の内容としては、むしろ嫌われることを恐れるのではなく、嫌われることを受け入れることで、より自由に生きることができるというような内容になっています。

この乖離は、本書の著者である岸見一郎氏と古賀史健氏が、アドラー心理学の考え方を一般読者にわかりやすく伝えるために、あえてタイトルにインパクトを持たせたものと考えられます。

アドラー心理学では、人間は誰でも、他者から認められたいという承認欲求を持っているとされています。しかし、この承認欲求が強すぎると、他人の評価を気にしすぎて、自分の本当の姿を隠したり、自分の信念や価値観を曲げたりするようになります。

本書では、このような承認欲求の呪縛から解放され、自分の人生を自由に生きるためには、嫌われることを恐れずに、ありのままの自分を受け入れることが大切であると説いています。

そのため、本書の内容からすると、タイトルは「嫌われることを恐れない勇気」の方が、より適切であると言えるでしょう。

しかし、タイトルが「嫌われる勇気」であるからこそ、多くの人に注目され、アドラー心理学の考え方が広く普及するきっかけとなったと言えます。そのため、タイトルのインパクトは、本書の成功に欠かせないものであったと言えるでしょう。

 

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Bradさんのこたえは、わたしもわからないなりに納得という気がします。

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わたしが思う、タイトルインパクトのある本、三大タイトル

『嫌われる勇気』

『バカの壁』

『平気で嘘をつく人たち:虚偽と邪悪の心理学』

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最近知った良い言葉というか、そんな感じのもの

「今までそれを知らなかった事を嘆くより、今それを知れたことを喜ぼう」

誰が言ったの?w 原文は違う気がする。