「秘密のメニュー」(ショートショート)(ジョーク) | 記憶の欠片(ピース)

記憶の欠片(ピース)

病気がちで、甲斐性のないおっさんのブログ。
小説・ショートショートを書いていましたが、気力が失せたため、思い付きでいろんなことを書いています。

あるレストランには、店主に気に入られた常連にしか出さない、秘密のメニューがあるという。

一人の男が、ずいぶん長いことこの店に通っていたが、そのような秘密のメニューを見たことも、もちろん出してもらったことも無かった。

彼は、なんだか悔しい気がして、店主を呼んで聞いた。

「そのぉ。秘密のメニューというのをわたしも食べてみたいのだが。ダメかね?」

すると店主は、Ah!っという顔をしていった。

「ええ、「気に入られた常連客様」という名前の、「イヤな客に出す、くそマズい料理」が確かにございますが。ご所望ですか?」