Gone with the wind | Voulez-vous couchez avec moi,ce soir?

Gone with the wind

 

 

『風と共に去りぬ』   ヴィクター・フレミング監督。

 

1939年に製作され、アカデミー賞主演女優賞を始め10部門に輝いた不朽の名作。大富豪の令嬢スカーレット・オハラが、愛や戦争に翻弄(ほんろう)されながらも、力強く生き抜く姿を描く。66年の歳月を経てデジタル・ニューマスター版となった本作は、最新の技術により当時の鮮明な映像を再現することに成功した。ヒロインを演じたヴィヴィアン・リーのチャームポイントであるグリーンの瞳が、より一層魅力的に輝いている。

~Yahoo映画

数あるハリウッドの名作中、№1といったら文句なく本作だろう。1939年、アメリカ。戦時中にこんなとんでもない超大作を作っちゃうんだから、やっぱりアメリカって国はスゴイ。本作の魅力はいたるところに見つけられるけど、ここはなんといっても出演者たちの強烈な個性に注目したい。きっと配役を決めるだけで相当もめたんだと思う。誰も彼も魅力的だが、個人的にはやっぱりハティ・マクダニエルだ。彼女は本作でアカデミー助演女優賞を獲得、黒人初のオスカー受賞者ともなった。あの存在感、ほっこりさせるその魅力。ホント素晴らしすぎる!!そしてもちろんヴィヴィアン・リー。彼女は本作でアカデミー主演女優賞を受賞、強く逞しいスカーレット・オハラを見事に演じ切った。そしてクラーク・ゲーブル、メラニー役のオリヴィエ・デ・ハヴィランドも忘れがたい。レスリー・ハワード演ずるアシュレーの煮え切らない演技も実に巧かった!映像も1939年製作とは思えぬほどの美しさ。まさに息をのむ映像美である。そしてまた音楽!タラのテーマは本作の肝である。あの旋律でなければダメだったろう…多分。ま、そんなこんなで本作を観てない人はいないと思うけど、しばらくぶりに見るとまた違う印象を持つので是非何度でもご覧頂きたい作品。そう、本当の名画は、決して色あせず、いつ見ても新鮮なのだ。