
私はゆっくり派!
「衣裳戸棚の女」ピーター・アントニイ/著
ドアも窓も鍵のおりた一室で射殺体が発見された。
室内の衣裳戸には犯人かもしれない女が閉じこめられていた。
町を揺るがす怪事件に挑むは長身豚躯の名探偵ヴェリティ!
以下ネタバレ含んでの感想です。
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
とても読みやすい一冊でした。
翻訳のおかげなのか…?
一文一文が短くわかりやすくまとめられています。
事件内容もいたってシンプル。
描写は意外とぐろいのに、雰囲気は明るい。
でもいやな軽さではないんです。
合間に挟まれる登場人物のイラストもイメージがわきやすくて
物語に入り込めるきっかけになります。
結末は予想外でしたが、色々とむりくりだった気がしなくもない。
それでも意外性があったので面白かったといえると思います。
無駄に入り組んでいなくて気分転換にぴったりな一冊です。