
私はしてみたい派!
タイミングよくテレビで放送されていましたので見ました。
映画と小説とかなり話が違いましたです。
感想っていうより二つの違いをあげようかな。
特に一番ええ?!と思ったのは、杉野と出会って速攻別れる事。
本の中は四国までついてきたのに…。
それに杉野の過去も明かされなかったし。
他にも遺言サポートセンターの人は渡したら速攻去る、
一通目の遺言の絵が違う(鴨女が飛び立つ→雀が止まっている)、
キャンピングカーのナンバーが違う(8888じゃない)、
駅弁の前日の手伝いだけでなく実演販売まで手伝わせられる、
薄香に着くまでの時間が違う(四日間→六日間)、
散骨の船を出してくれる吾郎の返事が違う
(本当にそれでいいのか考えさせられる→一方的に拒否)、
海に流す花束の数(三→一)、二通目の遺言の内容、辞表のタイミング
(はっきり表されてはいなかったけど)とか色々違いました。
他にも細かいところをあげたら切りがないですが。
本の中だと英二に出会った人は洋子の言葉に触れる事によって、
自分の生き方を変え未来に希望を見つける、みたいな雰囲気ですが
映画だと英二に出会って利用して終わりっていう感じがして。
南原と多恵子の間では写真や言葉の伝達、
田宮は散々手伝わされた挙げ句家庭の愚痴をこぼされ、
杉野に至っては何がしたかったのかすら分からない…。
なのに無駄にキャスト豪華で(芸能界に疎い僕でも分かる人ばかり)。
石田さんはキャスト目当て半分ぐらいで見に行ったのかな。
イメージしていたのと違ったなあっていうのは、風鈴の形と英二の演技。
風鈴はもっとガラス製の薄くて脆いものを想像していました。
英二は更にだんまりというか、うまく言葉が出てこない人みたいなのを思ってた。
どもるとか、詰まるとか。「生きる」みたいな主人公を。
洋子との会話があまりにも軽くて堅物じゃないじゃん!と思った(笑)
こっちが原作なんだから、ほんの表現が変わっているというべきなんだろうけど。
何を伝えようとしていたんだろうって考えされられるよりも、
何がしたかったんだろうと思う気持ちが…。
映画よりも本のほうが伝えたいことが分かりやすかった。
人物説明もしっかりされてて、読み終わったらすっきりする感じ。
最初に映画見てから本読んだほうが良かったなあ(^_^;A
なんとなくだけど、映画と本とだと、伝えたい内容、
重点をおいているところが違うような気がするな。
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