47日間を振り返って 1月12日に体調が悪くなり、1月16日に入院生活が始まった。3月2日に退院するまで延べ47日間の入院期間だった。これまでダイエットを何度もトライしてきた私ではあったが、いつも失敗。今回は意図せず、大きな体重減少に見舞われ体力は大いに低下。語り尽くせない精神的ダメージも負った。

特に私は、小心者で、痛みに弱く、それでいて理屈っぽい本当に厄介な患者であったと思う。看護師さんには大いに迷惑をかけたことだろうと反省している。
しかし、多くの方々の励ましや支援のおかげで、病んだ心を持ち直すことができ、おかげさまで退院の日を迎えることができた。
最初に入院した病院でお世話になった消化器内科の先生、長期にわたり退院まで私を導いてくださった消化器外科の先生にはうまく表現する言葉が浮かんでこないが、感謝の気持ちでいっぱいである。
そして、この貴重な闘病生活(二度と味わいたくはないが)を経て、患者さんの気持ちを少しは理解できるようになったと思う。そしてこの経験を糧に、これからのクリニックの診療に向き合いたいと思う。
励ましをくれたある先輩が
「仕事を長期に休むと、早く仕事に復帰し、働きたいという気持ちが湧いてくるものだ。ただ、すぐにまた休みたいと思うようになるよ。」と笑って言っていた。
本当にそうなのか、試してみようと思う。
1日で嫌になったりして…。
本当は働くことができるだけで、健康でいられるだけで、ありがたいのだろう。しかし、繰り返される日常の中で、そのありがたみは薄れ、我々は気づかなくなってしまっているのだろう。
失ってみて初めてわかるのだ。
そのことを噛み締めながら、「常に謙虚に日々感謝」の心で、初心に帰り、また新たな一歩をふみ出していこうと思う。
応援していただいたみなさん、本当にありがとうございました。


最後に、誰よりも私のことを支え続けてくれた妻に心より感謝しています。


「支えて、支えて、支えてくれてありがとうラブラブ

盛實勲

 

本書に記載された経過や治療内容は著者個人のケースであり、すべての患者に当てはまるものではありません。個別の医療判断については、必ず主治医にご相談ください。なお、プライバシー保護のため、作中の名称はすべて事実とは異なるものを使用しています。