さて…おねがい

 

国内では、2022年7月25日に、国内1例目の患者が報告されました驚き


2023年以降も患者の発生が続いており…

248例の症例が確認されています(2024年8月16日更新)

 


発症日に基づく流行曲線は厚生労働省ホームページから見ることが出来ます上差し

 

 

(1)臨床症状

 

・発熱、頭痛、リンパ節腫脹などの症状が0-5日程度持続し、発熱1-3日後に発疹が出現。

・リンパ節腫脹は顎下、頸部、鼠径部に見られる。

・皮疹は顔面や四肢に多く出現し、徐々に隆起して水疱、膿疱、痂皮となる。

・多くの場合2-4週間持続し自然軽快するものの、小児例や、あるいは曝露の程度、患者の健康状態、合併症などにより重症化することがある。

・皮膚の二次感染、気管支肺炎、敗血症、脳炎、角膜炎などの合併症を起こすことがある。

・エムポックスでは手掌や足底にも各皮疹が出現することなどが、水痘との鑑別に有用とされる。

 

 

(2)診断

 

・水疱や膿疱の内容液や蓋、あるいは組織を用いたPCR検査による遺伝子の検出

・その他、ウイルス分離・同定や、ウイルス粒子の証明、蛍光抗体法などの方法が知られている。

 

 

(3)治療

 

・対症療法

・国内で利用可能な薬事承認された治療薬はない。

 

・欧州においては、特異的治療薬としてテコビリマットが承認されており、我が国においても同薬を用いた特定臨床研究が実施されている。

 

シドフォビルはサイトメガロウイルスの治療などに海外で使用されている抗ウイルス薬であり、動物実験でエムポックスへの有効性が確認されている。シドフォビルの誘導体であるBrincidofovir(CMX001)も同様に動物実験での有効性が確認されており、シドフォビルと比較し有害事象が少ないとの報告もあるが、国内では現在流通していない。

 

が…

 

今現在、日本国内で感染が疑われる患者が出た場合は…

各都道府県にある地方衛生研究所で検査を行い…

重症者は東京や大阪など7つの都道府県にある医療機関で…

抗ウイルス薬の投与が受けられる体制を整えているということですおねがい

 

つづく…