日本で極端に使用する人が少ない理由は…
とにかく満足度が低いからのようです
満足度が低い理由は…
(出典:「京都市聴覚言語障害センター」)
①日本は補聴器の装用開始年齢が遅い
諸外国と日本の補聴器装用開始年齢には約10年の開きがあります。
一般的に補聴器は
年齢があがるほど…
聴力が悪くなるほど…
補聴器の聞こえに慣れにくくなるため、
満足度にも大きく影響していると考えられます
②熟練の補聴器技能者が少ない
日本には補聴器の専門資格である
認定補聴器技能者が常駐している店は3割程度です
補聴器の効果を得るためには…
個々の聴力に応じた補聴器の調整や…
耳型にフィットした耳栓の作成など…
販売担当者の知識や技術力が重要になります
③補聴器購入後の来店回数が少ない
補聴器は眼鏡と異なり…
買ってすぐによく聞こえるようになるわけではありません
補聴器の聞こえに慣れるためには…
長い方は数か月かかると言われています
初めは違和感があっても…
根気よく補聴器をつけて慣れていくことが大切です
さらに、購入後数回は補聴器店に通い…
音量や音質などの再調整を重ねることが必要になります
買った後に一度もお店に来店しない方も多数いますが…
補聴器は買って終わりではなく…
買った後の付き合い方が非常に重要です
④補聴器に対する適切な理解が不足している
補聴器は決して万能ではありません
相手の話し方や話す環境によって…
聞こえ方が大きく左右されます
補聴器をつけたからといって…
決して難聴が治るわけではないのです
補聴器のできること・できないことを…
きちんと理解した上で付き合うことが大切です
さらに…