ダイズ・トマト説明動画

 

 

 

 

 

ダイズ

 

ダイズアレルギーの症状は、口腔内の違和感、嘔吐、腹痛、下痢、じんましん、発疹、などがあります。症状が強い場合は、アナフィラキシーショックを起こすものもあります。ダイズ製品の中で、一番よくアレルギー症状が出るものは、豆乳です。ただし、醤油、味噌は、アレルゲンの活性が低く、アレルギーを起こすことは少ないとされています。

 

また、ダイズアレルギーが明らかに出ている人も、正確には、ダイズ、を調べるのではなく、大豆に含まれるアレルゲン、「Glym4」を調べたほうが、正確です。つまり、ドロップスクリーンで、ダイズ検査が陰性のかたも、「Glym4」は、陽性のことがあるので、採血をして、外注検査で調べることをお勧めします。

 

 

トマト

 

トマトで、アレルギー症状が出る場合は、大きく2つに分けられます。

1つめが、「口腔アレルギー症候群」による症状で、トマトを食べた後、唇や舌が腫れたり、のどが腫れて、少しかゆみを感じたり、イガイガしたりするします。

特にスギ花粉のかたが、トマトを食べたときに、トマトにに含まれるスギ花粉に類似したたんぱく質を、スギ花粉だ、と勘違いして症状が出るのです。


もう一つが、「仮性アレルゲン」です。仮性とついているように、厳密にはアレルギーではありません。「仮性アレルゲン」、と言われるトマトに含まれる「ヒスタミン」、という物質を摂取することで症状が出ます。ヒスタミンという物質が、じんましんや、喉のかゆみなどの症状を引きおこすため、たまたま食べたトマトが、よく熟れていて、ヒスタミンを多く含んでいればアレルギー症状が出るのです。