で…
科研費の問題について…
そもそも各大学にお金をばらまくというやり方が間違っている
「選択と集中」が大切で…
少し前のデータではあるが
というものがある
やはり、東京大学、京都大学はじめ過去に旧帝国大学はずば抜けています
参考
旧帝国大学とは、戦前に政府の帝国大学令よって日本各地に創設された国立大学群です
旧帝大には東京大学、京都大学、名古屋大学、東北大学、北海道大学、大阪大学、九州大学の七大学が含まれます
つまり、地方の大学にちょこちょこお金をばらまくのではなく、まとまった額を人材が集まったところへどかんと投入する
でないと世界と比較すると国際競争力は圧倒的に日本は不利であり、今後も衰退の一途を歩んでしまうでしょう
もし、地方大学で研究を志したい人は、お金をどかんと投入された大学へ研究者として出向し、そこで研究をするとするのがいいかもしれません
そうすれば他大学のスタッフとも交流が生まれ思わぬ相乗効果も期待できる
しかも、自分も大学院で科研費をもらって研究をさせてもらってましたが…
研究とは一人で完成するものではなく、もっと長い期間をかけて果実を生むものなので、地方の小さな大学で一人の研究者で成果が出る類のものではないのです
そして、そもそもであるが…
民間企業であれば当然であるが採算を考えて行動する
公的機関にはその発想が極めて乏しい
彼らの発想は自分では稼げないであろう数千万円から数億円の研究費をゲットしたということがステータスになる
(もちろん、すぐに成果が出るものではないので採算だけを考えたのでは研究はやっていけないのではあるが、コストも意識する必要はある)
つまり…
お財布の中には1000円しかないのだから、高級デパートに行ってほしいものを買うのではなく、近くのスーパーマーケットに行って特売品を買わないといけない
何なら日によっては何も買わずに、水のみで過ごさねばならないかもしれない
もちろん研究というものはすぐに実になるものではないこともよく承知はしている
なら、お財布の中に1000円しかない人が集まって、みんなで集団生活して大きな実になるまで待つしかないであろう
これからは自分の財布にいくらあるのかを知り、予算の中で買い物をするという大きな意識改革が必要になろう
なってほしい…