環境省職員が水俣病被害者側の発言中にマイクの音を切ったという問題
最初から「3分を過ぎた場合にマイクを切る」という運用方針を事前に決めていたとのこと
ニュースを見ると年配の方が発言をしているときに確かに発言が遮られて、発言が強制的に止められている
これって他人事ではありません
昨今、多くのクリニックで予約システムを導入しています
患者さんからすれば大体、「どれくらい待つのか?」や「いつ頃行けばいいのか?」など時間を有効に活用する上で大いに役立っておりいいシステムだと思います
その予約システムを運用していくうえで鍵になるのが「一人あたり〇〇分」とクリニック側で時間を決めるということです
私は一人の患者さんの診察時間を「6分30秒=6.5分」と設定しています
(花粉症の時期などで多くの処置や検査を必要としない時期は少し短くするときもありますが…)
ときどきクリニックによっては一人の患者さんの診察時間を2分とか3分にしているのをみますが、私には無理です
患者さんをお呼びして…
診察室に入られて…
荷物を置いて椅子に座って…
話を聞いて…
診察をさせていただこうとすると…
環境省なら…
「はい3分来ました
帰ってください
」
となるのでしょうか
クリニックも診察時間3分って…
患者さんの話よく聞いて、診察して、検査して、説明して…
私には3分で「丁寧な説明と診療」は無理です
どんなに頑張っても無理です
このスタイルは譲れません
みなさんもご自身で受診されているクリニックの診察時間をみてみたら「何か」が見えてくるかもしれません