そもそもが「社保」と「国保」2つに分ける意味がない
支払基金も国保連も審査の仕方は同じなので、審査部門を1つにまとめれば事務経費の削減が可能だ
審査の事務手数料には当然、保険料が使われている
例えば支払基金の場合、審査で年間約200億円の請求が減額、つまり医療機関のミスを指摘し診療報酬を支払いませんとすることで200億円をもうけている
それに対し、年間約870億円の事務手数料が生じているという
ということは…
医療機関のミスを指摘し200億円をもうけ - 年間約870億円の事務手数料 =670億円の赤字
差し引き約670億円も持ち出し、つまり我々が支払っている保険料から670億円ものお金が使われているわけだ
支払基金とは民間法人とは言っているが審査事務は、例えるなら電力会社のようにほぼ独占事業なので、コスト削減の努力が必要ない
(民間企業ならつぶれます)
つまり競争原理が働かないので安くはなりません
かつて1985年 通信の自由化を背景に日本電信電話公社(NTT)は民営化され、そこに稲盛和夫さん率いるKDDIや孫正義さん率いるソフトバンクなどが参入し競争の中で電話料金は徐々に安くなってきました
国民は大きな恩恵を受け、今も我々は毎日携帯電話にお世話になっています
(まだ高いけど…)
それに比べ…
医療業界は既得権益で塗り固められた魑魅魍魎のうごめく暗黒の世界なのかもしれません
早く医療もDX化が進み魑魅魍魎がいなくなる日が来ますように
その日を心待ちにして