DX化とは
デジタルトランスフォーメーション
デジタル技術を活用してビジネスや社会、生活の形やスタイルを変革する取り組みを指します
DX化の例としては…
タクシー配車サービス
オンラインスクール
スマート家電
テレワーク
無人店舗
フードデリバリーサービス
モバイルオーダー
などなど私たちの身の回りにすでにたくさんあります
医療業界ももうすでに何年も前からDX化の遅れが指摘されていましたが…
ほんの少しだけ前へ向いて動きそうです
政府は電子カルテの導入が進まない診療所に普及させるため、基本機能を必要最小限に絞り込んだ新しいシステムの開発に乗り出しています。この新システムは、外来機能に特化して導入コストを抑えることを目指しています。2024年度中に開発され、来春から数か所の地域で試験導入される予定です。電子カルテは30年までに、ほぼ全ての医療機関に普及させる目標を掲げており、新システムを活用することで達成を目指す計画です。
これにより患者さんの病名や症状、アレルギー情報、検査、薬の処方情報などの項目を絞って入力できるものを想定しています。電子カルテや電子処方箋の普及により、医療機関や薬局で患者情報の共有が進むことで、患者は検査や投薬が重複せず、最適な治療が受けられるほか、問診の効率化や待ち時間の短縮にもつながるなど、メリットが大きいです。
ということは…
主役が「病院や診療所」ではなく、主役が「患者さん」になると言うこと
つまり、A診療所で診察を受け治らなかったのでB病院に行ったときにA診療所で受けた検査結果や投薬内容、また患者さんの薬の服用歴や薬のアレルギーなどがわかるというもの
(になるはず)
私も近くのS病院とは連携システムがあり、S病院の画像データや検査データは患者さんの同意書をいただければS病院にFAXを送り、S病院のデータを見ることができます
ただし手間もかかるし、10~20分患者さんにも待っていただかなければなりませんでした
本当に記事のようなシステムができれば医療費の無駄を削減できるし、診療の質が上がります
以前も記事で書きましたが物事が前へ進もうとすると必ずできない理由から探す人がでてきますが、是非政府には前へ一歩踏み出してほしいものです