いろいろ考えた結果、開院した当時にGoogleマップに載せた自院を削除すればよいという結論に達しました
ところがしばらくすると、ありがたいのですが患者さんが良かれと思って登録してくれたりするのです
そこであきらめた私は自らのクリニックを「閉院」と表示し、それ以来自院のGoogleマップは一切見ていません
いつからか忘れましたが本当に全く見ていません(ですのでホームページにも地図はGoogleマップを利用していません)
特にクリニックや飲食店は口コミ詐欺や被害の格好のターゲットになります
そしてそれらの口コミを店舗側が見ていると心を病みます
いいことを書かれたとしても「これはおそらくあの患者さんが書いてくれたのだろう。評判を落とさないようにせねば。」とか「この人にはどんな口コミを書かれるのだろう?(実際に書くことなどはまれなのですが)」などと本来患者さん自身に向き合わなければならないのに、余計なノイズが入り診察の邪魔をするのです
このように自身の口コミばかりを気にしていると心を病んで自殺される方もいるのです
ですのでエゴサーチも絶対にしてはだめです
不安をあおるだけです
他の対策として、あるクリニックでは一つ一つの口コミに対応を書いたり、口コミ業者に依頼して返事を書いてもらったりしているケースもありますが、先ほどお話ししたようにいずれは心を病みます
中には悪い口コミを書いてる方と喧嘩をしているケースもあるようです
これらのことからGoogleが根本的に対策をうたない限りは私は死ぬまで自らクリニックの口コミを見ることはありません(死んだら見れませんが)
数十年前に2チャンネルが注目されたことがありましたが、個人が特定されないことをいいことにひどいことをネット上に書かれ心を病み命を絶った人もいました
そのような心無いことを書く人は自分が特定されないのをいいことに妬みや恨みなどで人を攻撃してくるのです
卑怯なのです
そういう卑怯なものに限って度を越して警察に捕まると「ほんとはそんなつもりはなかった。」「ちょっと軽い気持ちで。」などと急に弱腰になるのです
本当は自分に自信がなく弱い人間なので相手を非難することで自分の存在意義を確認しているのです
2チャンネルに書き込みをする人はいわば人に見つかると困る裏の世界で生きているのです(度をこすと警察のサイバー犯罪対策課が動くので捕まりますが)
つまりGoogleの口コミや2チャンネルに共通しているのは口コミを書く側が特別な理由がなければ特定されないということなのです
ただ2チャンネルの場合は自らそこにアクセスしなければよいのですが、Googleはそうはいきません
どうしても様々なものを検索するときに利用します
Googleは大きくなり過ぎたがゆえに生活の中に入り込んでしまっているのです
ある調査では日本人の77.99%が検索エンジンとして利用しているというデータもあります
それを利用して口コミを見てしまうということはGoogleは今や「表の世界の2チャンネル」になったのです
つづく…