こんなことを書いていたみたいです。

なぜ、ルーツを知りたいのかがわかったのは亡くなった時だったらしい。
それは、湯葉が遺伝病で亡くなったからで、なぜ、遺伝病になったのかを知りたいという気持ちになったからなんだと思う。
湯葉の親犬が、どんな犬だったのかを知りたいと思ったから。
でも、保護犬だから、ルーツなんて、
知りようがないのだから、無理なことなんだ。結局ね。
とにかく、湯葉が生きたこと、湯葉が私と暮らしたことが大事なんだ、それだけでいいんだよね、と思った。

最近、湯葉の亡骸の写真を見ても、悲しいと思わなくなった。
時間の力って、すごい。
だからと言って、忘れたわけではない。
湯葉は、私の心の中で生きているから。