TNR活動 保護譲渡活動 | NPO法人 ざま野良猫を増やさない会

NPO法人 ざま野良猫を増やさない会

神奈川県座間市をメインに地域猫活動の推進と保護譲渡活動を行っています。

 

 

こんにちは、TNRブログ担当のやまてんです。

 

日に日に寒くなり、家の猫たちは自分が寝るとそそくさと布団に入ってきます。10年も過ごすと生活行動が一緒になってきました。外の猫たちは背中を丸めて寒そうです。一匹でも多くずっとのお家に行けるよう活動しています。

 

昼間はまだ暖かい日が続いた11月21日から23日でTNRが行われました。

 

 

 

 

 

 

 

捕獲数6匹、うち保護が2匹になりました。

 

 

 

 

​ 2025年11月 TNR活動報告

 

現場数:5箇所
捕獲数:6匹  
手術:4匹
保護:2匹

 

 

 

1日目(Trap:捕獲)

 

 

 

21日、捕獲場所はメンバーで5か所。子猫の連絡も少なくなり、捕獲予定数は9匹。先月から引き続きの場所が多かったです。

 

私は9月に市内で親子猫が居るとの連絡があった現場担当。その月は、仔猫4匹保護したものの、母猫と仔猫1匹が保護できませんでした。残っていた子猫はその後、現れないそうです。(誰かお家に入れてくれたと思いたい)母猫はご飯を食べに来ているとの情報。依頼者さんも気にして下さって、捕獲器慣らしなどいろいろご協力頂きました。

 

捕獲器慣らしの成果!

捕獲器の中でご飯をもらっていたので

ご飯待ちのターゲット

 

ご飯を置いた後に捕獲器から手を抜くタイミングが合わず、猫が用心して踏板まで入らなくなりました。食欲旺盛な母猫は何度も入りますが途中までの餌で出て行ってしまいます。メンバーも依頼者さんもその場から離れ、1時間おきに巡回することにしました。2回目の巡回、無事に入っていました。

 

 

 

「閉まっちゃったー」

 

 

Y市の母猫と子猫2匹の現場。朝から母猫、子猫1匹捕獲できました。残りの子猫は鳴き声がするものの場所がわからず、翌日まで引き続き捕獲が続いています。

 

市内で先月10匹近くTNRした場所では、残り2匹の捕獲を目指しますが、裏山の上で寛いでなかなか降りてきません。暗くなるまで仕掛けましたが捕獲できませんでした。別の1匹は下見時の猫画像があり、耳カット済と分かりました。メスはTNR済なので増えないと思われます。

 

市内別件では数年前に5匹をTNRした現場。ターゲットはオス猫2匹。餌やりさんが手術済みの猫たちの餌場を移動して捕獲器慣らしを行い、当日は午前中に2匹捕獲できました。

 

また、別の多頭地域の現場。取り残しの白猫は用心深く、近くまで来るのですが捕獲器には入らず。今回たも網を使いましたが、夜で回りが見えないと思いきや、近くにも来ず、捕獲なりませんでした。

 

 

 

 

 

 

捕獲された猫たちは給仕され明日の不妊去勢手術に備えます。

 

 

ゆっくり休んでね

 
 
 

2日目(Neuter:不妊去勢手術)

 

 

22日は不妊去勢手術です。

 

トイレシートを取り換え車に乗せて病院に搬送、夕方お迎えです。搬送捕獲器4匹と預かり子猫3匹です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

病院から帰ってきた猫たちは、去勢避妊手術済の耳カットがされています。

 

 

 

 

手術後の静養のため事務所で給仕され、明日のリターンまでお泊りです。

 

 

 

お疲れ様

 

 

3日目(Return:元いた場所へ)

 23日はリターン。一晩過ごした猫たちはリターンメンバーで給仕ご飯を取り出し、トイレシートを外してタグを見ながらそれぞれ元居た場所へ連れて行きます。

 

 

 

 

帰る準備。慎重に。

 

「さぁ、帰ろうねー」

 

捕獲場所に着いたら、捕獲器を仕掛けた場所に置いて、猫に元の場所に帰ってきたことを認識させるため時間を取ります。

 

 

「ん?ここはいつもの場所にゃ」

 

 

 

その間に。。。

依頼者(相談者)さん猫の確認と性別や妊娠の有無、今後の心配事のご相談や同じ場所で捕獲し保護された猫(仔猫)の報告など行います。何らかの事情で立ち会えない場合も、承諾を得て必ず捕獲場所でリターンしています。(他の場所で開放すると動物愛護法の遺棄にあたる場合があります。)

 

 依頼者さん立会いのもと、プレート抜くとダッシュで帰っていきます。

 

 

 

 

すたこらさっさ

 

 

 

 

 

  

 Y市、子猫が1匹残っていた現場。この日の朝、捕獲器に入り無事保護になりました。リターン前の母猫と再会。依頼者さんからは「いろいろありがとうございました」とお礼の言葉を頂き、母猫はその後リターン。すでに手術済みのおばあちゃん猫さんと一緒に、これからはこの母猫も、餌やりさんやご近所さんたちに温かく見守りをしてもらえます。そして子猫は保護となり、事務所へ移動しました。預かりメンバー宅で先に保護された兄弟と再会。実はこの子たちは5匹兄弟。今月の集中TNR前から3匹保護されていたので、やっと5匹揃い、一緒にずっとのお家を探します。それにしても小柄な母猫。仔猫とさほど大きさ変わらずびっくりです!

 

 

左:子猫 右:母猫

束の間の再会

 

 

 

 

 

 

事務所に戻り、捕獲器の洗浄と事務所床掃除です。

いつも捕獲器の💦洗浄ありがとうございます。🚿

 

 今月も頑張りました。

 

 

 

 

これからも地域の猫たちが安心して暮らせる環境づくりのお手伝いに取り組んでまいります。皆様のお力添えをよろしくお願いいたします。

 

 

今月も参加メンバー皆さん活動大変お疲れさまでした。

来月もよろしくお願いいたします。

 

 

 



 

 

 ざまねこでは

不妊去勢手術費用の一部に

 

『どうぶつ基金』
の行政チケットを
使用しております

 

『どうぶつ基金』への

寄付をしてくださる方々のおかげで、

ざまねこも

TNR活動を行うことができています。

たくさんのご支援ご協力、

本当にありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

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