今日1月18日はらじおんぱの日でした

 

☆radikoでは聞きのがしても

1週間以内は聴くことができます!

 

ぜひ1度聴いてください!

 

 

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2/3のアルバムリリースを目指して、目下暗躍中です(笑)

 

さて今回は、お世話になっている堺筋本町のライブスポット聰音(さとね)、オーナーの岸田さんの発案で、「シャンソン」に特化したイベントが企画され、僕も声をかけていただきました。

 

そのメンバーが、ボーカル BAN-RIさん、ピアノ 安井レオンさん、そして僕の3人で「シャンソンナイト」と銘打って、2021年より、かれこれ10数回のイベントを実施してきました。

 

今回はそのメンバーをゲストに迎え、シャンソンへの思いを語るとともに、生演奏も交え シャンソン三昧な一夜となりました。

 

というわけで、

今週も穏やかに嫋やかにお届けすることができました。

 

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「DOMINO / アンドレ・クラヴォー」生演奏

 

オープニングは僕とピアニスト安井レオンさんとのセッションで幕開けました。

 

「DOMINO」は、1950年に発表された古いシャンソンのスタンダードで、日本語ではペギー葉山さんの名唱で知られています。ちなみに僕は井上陽水さんのカバーでこの曲と出逢い、唄ってみたくなりました。

 

イントロと間奏で「禁じられた遊び」が入っていますが、初演の時ちょっとした思いつきで差し込んだところ、あまり違和感がなかったので、好んでこのアレンジでやっています。

 

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さてピアニストの安井レオンさんですが、音楽大学でクラシックをしっかり学ばれ、その後シャンソンの伴奏者であったお母様の影響もあり、現在若手のシャンソン伴奏家として、関西を中心に大活躍です。

 

シャンソンは、フランスの歌謡曲ですが、クラシック、ジャズ、タンゴ、ロック、ポップスなど様々なエッセンスを取り込んで、発展してきました。

 

ですので、一概に「シャンソンの伴奏」といっても、幅広い音楽性が求められます。

 

また、お芝居、語りの要素も強く、ボーカリストの解釈によって、同じ曲でも、テンポ感や緩急の付け方が様々で、伴奏者泣かせと思われます。

 

レオンくん(愛称で失礼します!)は、しかしながら、相手の息遣いをしっかりキャッチして、出方を伺いながら、ベストな間合いで音を発します。

 

また、クラシック仕込みのタッチから繰り出される「音色」がとても美しく、その才能に驚くばかりです。

 

数年後には、大先生になっている御仁かも知れず、いつもお相手していただいて感謝です。

 

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もう一人のゲスト、歌手のBAN-RI(バンリ)さんは、元々音楽大学でピアノを学ばれており、紆余曲折の後、ボーカリストの道を選ばれました。

 

ご本人は、あまり言うと嫌がられるのですが、上背があり、舞台の立ち姿はそれはそれは、とてもカッコ良いのです。

 

そして低音を主体とし、縦横無尽に発せられるその歌声は、魂を揺さぶるような、人の心にズシンと響く、「情熱」を感じます。

 

歌詞、言葉をとても大切にされ、一曲の中の世界観を隅々まで掬い上げ、結果、BAN-RIさんの作り上げる音楽、世界観に魅了されます。

 

共演しながら、いつも刺激をいただいています。

 

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「PADAM PADAM (パダン・パダン)/ エディット・ピアフ」生演奏

 

そんなBAN-RIさん。2022年度の「日本シャンソンコンクール」で、グランプリを受賞されました。

歴史と権威ある賞で、その才能が認められました。

 

僕もそのニュースをSNSで知った時、小躍りして喜んだものです。

 

受賞曲である「パダン・パダン」は、エディット・ピアフの作品ですが、中々難解な曲で、一説では、ピアフの恋愛における不遇、不幸の記憶、それらが旋律とともに付きまとい、その呪縛から逃れようと、もがく様子を描いた、少し狂気も滲む世界観を持った曲ですが、BAN-RIさんは臆することなく、その物語に飛び込み、救いを求める主人公を演じられています。

 

数を重ねるごとに凄みがましていくようで、今回のレオンくんとのセッションでも、「呪縛の沼」が垣間見えた気がしました。

 

素晴らしい!

 

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「ラ・ボエーム / シャルル・アズナヴール」生演奏

 

最後は3人での演奏となりました。

まるで、朗読の語りのような楽曲ですが、これもシャンソンの魅力です。

 

「ボエーム=ボヘミアン」(移動型遊牧民族、ロマ。そこから派生する根なし草)という言葉を用いて、若かりし頃の自由気ままな暮らしや恋愛を銘打って、時が流れ、やや憂いた視線で懐かしむ、アズナヴールの名曲です。

 

先週の放送でお話しした、なかにし礼さんの訳詞が有名です。

 

なかにし版は女性の視点で訳されていますが、美輪明宏さんによる男性目線からの訳もあり、僕は美輪版をレパートリーにしていました。

 

シャンソンナイトでは、基本的に僕とBAN-RIさんがソロとしてステージを持ち回り、数曲セッションをするのがスタイルで、ある時「ラ・ボエーム」を交互に男、女の歌詞で唄ったらどうか?ということになり、以降3人のお気に入りのレパートリーになりました。

 

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BAN-RIさんのブログはこちらです。

 

 

 

また24.1.21にはBAN-RIさんのソロライブにゲストで呼んでいただきました。

3人でのセッションもやる予定です。

 

 

 

 

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《よりぬき らじおんぱ》

 

過去の番組内の生演奏動画をyoutubeにアップロードしています。

2023.11.2放送分「魅せられて / ジュディ・オング」

 

 

 

2023.7.27 放送分「君と透明(岡崎泰正)」

 

 

2022.4.14 放送分「ふれあい /中村雅俊」

 

 

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僕のオリジナル曲で構成した、8/28の「岡崎泰正の届け生唄 Live On Pa!」の切り取り動画が、三村正さんのチャンネルに5曲上がっています。

 

ご興味のある方はぜひチェックして下さいね。

 

 

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引き続きメッセージやリクエストお待ちしています!

 

 

 

 

ではまた次回!

 

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近々の出没情報はこちらをご参照ください!

 

 

 

 

 

 

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