今日11月30日はらじおんぱの日でした

 

☆radikoでは聞きのがしても

1週間以内は聴くことができます!

 

ぜひ1度聴いてください!

 

 

 

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5週目の木曜日は恒例の「らじおんBAR」、ライブスタイルで構成しました。

 

今週も穏やかに嫋やかにお届けすることができました。

 

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「ルビーの指環 / 寺尾聰」

 

恒例の「レコ大アレコレ」シリーズの流れで、今回は1981年(昭和56年)第23回の大賞受賞曲「ルビーの指環」を取り上げました。

 

 幼い頃、実家にあった「8トラ」のカラオケで生まれて初めて歌う喜びを知った曲です。7〜8才の頃ですが、歌詞の意味は分からないけども、言葉の並びが心地よかった記憶があります。今でいう「ラップ」みたいなものですね。

 

ちなみに、石原軍団のメンバーだった寺尾聰さんが、ボスの石原裕次郎さんにこの曲を聴いてもらったところ「こんなお経みたいな曲、売れる分けねえだろ」と云われたそうです。

ところが、ベストテン 12週連続1位を取るなど、空前の大ヒットとなりました。

 

弾き語りに当たっては、少し「跳ねた」リズムの再現が難しい曲で、なるべく感情を抑え、別れをクールに受け流す「男の美学」をどれだけ表現出来るかが鍵でしたが、いやあ、難しい曲でした😅

 

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「案山子 / さだまさし」

 

アコーディオンのかとうかなこさんのお誘いで、毎年11月に兵庫県の西脇市や、加東市、丹波篠山などで、実施されるライブに足を運びます。ライブ前の観光も愉しく、かなこさん曰わく「秋の遠足ライブ」と名付けられています(笑)

 

 数年前に訪れたのは、丹波篠山の宇土観音、弘誓寺(ぐぜいじ)で、境内のど真ん中に鎮座する銀杏の大木をふと思い出しました。

 

宇土観音の「宇土」の言葉が、「宇宙と大地を繋ぐ言葉」に思え、より木の存在感に圧倒されました。

 

人の傍にいつもあり、人よりも永く生きる木は歴史を物語るようです。

 

そしてある時、さだまさしさんがテレビ番組で、「案山子」はお父さんの気持ちを歌った歌ではあるが、実は山に鎮座する大木が、町並みを見下ろして、そこにある人間のドラマを見守っている様子を歌った唄だと、話しておられました。

 

確かに、そのような視点でこの歌詞をかみ砕くと、大きな街並みの風景から、昔ながらの造り酒屋を営む夫婦の姿と、都会へ旅立った息子を想う姿が、ドラマのように浮かんできます。

 

ハーモニカも交えて語るように弾き語りしました。

 

 

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「ロマンティックが止まらない / C-C-B」

 

前々回、「レコ大アレコレ」で取り上げた1985年。

アラフィフの僕にとっては思い出深い曲ばかりで、選曲に随分困り、こぼれ落ちた曲が幾つかありました。

 その中で特に、強烈に印象に残っているのが、テレビドラマ「毎度お騒がせします」の主題歌だった、「ロマンティックが止まらない」です。

 

ちょっとエロティックな内容で、小学5年の僕たちにはかなり刺激は強かったけども、次の日学校では、番組の話題で持ちきりでした。

 

リクエストも頂いていまして、「掛け合いのコーラスパートはお任せください!」というコメントに煽られて、本来一人では再現不可能な曲でしたが、チャレンジしてみました。

 

昨年の12月に、ドラムで特徴的なハイトーンボーカルを聞かせた笠浩二(りゅうこうじ)さんが亡くなられたのも衝撃で、時の流れを感じます。

 

筒美京平さんの作曲で、イントロも含めて、重要なので、なんとかアレンジでねじ込みました。

 

演奏中に爪が欠けてしまい、弦に引っ掛かったり、それが気になって、歌詞の一部を間違えたりと100%の演奏ではなかったですが、これもまた「ライブ感」ということで、ご容赦下さい。

 

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「みかん / 岡崎泰正」

 

さて、オリジナルを1曲。

「冬の曲」というテーマで作ったことはないのですが、「みかん」をテーマに書いた曲で、冬の家族の風景が登場します。

 

(ちなみに、僕のオリジナル曲には、「スイカ」「杏」「かりん」など果物名のタイトル曲がいくつか存在します。)

 

幼い頃に、食べたみかんがものすごく甘かったら、家族の誰かに食べて欲しかったし、すごく酸っぱくても食べて欲しくなったもので、でも、そんな風景もこたつを囲った家族の風景として、心に刻まれています。

 

結果的に、先の「案山子」が息子を送り出した家族の視点ならば、この「みかん」は都会で故郷を想う子供の視点で、いわゆるアンサーソングのようになりました。

 

一部歌詞が飛びました。

「あの街に あの年初めての 雪が降った日のこと〜」と歌いたかったのですが、「あの年」が出て来ず…

残念でした。

 

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「みだれ髪 / 美空ひばり」

 

さて最後は、突然演歌で、締めくくりました。

 

先日、心斎橋アートクラブで共演した歌手の「なおみ」さんは、美空ひばりさんを真摯にレパートリーにされていて、まるで、ひばりさんが憑依したかと思うくらい、見事にまとめてらっしゃいます。

 

その時の「みだれ髪」を聞いて、そういえば僕も昔、少しかじっていたことを思い出しました。

 

僕の「みだれ髪」は、ただどちらかと言うと、作曲の船村徹さんご自身も弾き語りされていて、そのイメージに近いかもしれません。

 

ひばりさん、船村徹さん、作詞の星野哲朗さん、みなさんが晩年の作品で、何か人生のすべてを注ぎ込んだような、とても重厚な楽曲です。

 

歌の最後の「一人ぼっちにしないでおくれ」という歌詞は、昨年親父を亡くして、一人になったお母ちゃんの姿がふと浮かんできて、ちょっと心が震えます。

 

ラストに湿っぽい弾き語りで失礼しました。

 

 

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来週は、イリアン・パイプス、イングリッシュ・コンサーティナー、ティン・ホイッスル奏者の松阪健さんをゲストに迎え、アイリッシュの生演奏や、お話をたっぷりとお届けする予定です。ご期待ください!

 

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《よりぬき らじおんぱ》

 

過去の番組内の生演奏動画をyoutubeにアップロードしています。

 

頻繁には上がりませんが😓

 

2023.11.2放送分の「魅せられて」が上がっています。

 

 

 

 

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僕のオリジナル曲で構成した、8/28の「岡崎泰正の届け生唄 Live On Pa!」の切り取り動画が、三村正さんのチャンネルに5曲上がっています。

 

ご興味のある方はぜひチェックして下さいね。

 

 

 

 

 

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引き続きメッセージやリクエストお待ちしています!

 

 

 

 

ではまた次回!

 

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近々の出没情報はこちらをご参照ください!

 

 

 

 

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