朝日町の友に少し分けて頂いた「藍」の生葉。
乾燥葉に仕上げていたものの天候とタイミングをみつつなかなか染めれずにいた。
助剤も少し足りない。
そして、今日。
やってみよう。
乾燥葉50gくらい。
染め方の手順も方法も草木染めと異なる。
どーなるのかとてもワクワク。
最初の煮汁は捨てる。
茶色。
その後助剤を入れた煮汁は黄色。
藍の葉はどう見ても他の植物と煮出してる時の雰囲気が違う。
そしてホントに青の色素が出るのか…
染液を抽出する作業を何度か繰り返して。
命の液に浸すこと僅か5分。
空気に触れると黄色がみるみるうちに藍の色。
最初のものから色んな素材で試して、4回目の最後の命の色は淡い水色。
この液体が青く変わることはなく、空気のと反応が色を変えた。
藍の不思議…
今日は藍の乾燥葉で染めながら、ショール1枚分くらいにはなるかなぁーって採取していたラベンダーでも。
煮出しているときの香りはこのまま封じ込めたいほど気持ち良い香り。
媒染は銅。
それから数日前、早川の谷筋でワサビを作ってる方から頂いたワサビの葉の生葉染め。
媒染は銅とアルミでしてみた。
緑味がなんとか少し残らないかと念を込めながら。
頂いたその日に染める。
左奥はアルミ。
日は次の日。
緑味は残らず。
日の経過か、媒染か、
奥深し…
ワサビの葉染めも、煮出してる時の香りは実に清涼感あり思いっきり何度も吸い込んだ。
共に自然の命の色を頂いた。