タイ バンコク 2

赤バスの車内

4/16　11時ごろ

インドビザを申請するため

ビザの申請窓口へ向かう

少しだけ並んでいるので

列に並び順番を待つ

自分の順番が近づくにしたがい
緊張が高まる

自分の番になり
書類を受付の方に見せる

どうだろうと
受付の方の顔色をうかがおうと思ったら
以下のことを矢継ぎ早に言われる

・コピーの大きさはA4サイズじゃないとだめ

・行きの航空券のコピーは2人で1枚じゃなく各1枚無いとだめ

・帰りの航空券のコピーがないとだめ、もしくはないことの理由書提出

・宿泊先を予約した予約表がないとだめ、もしくはないことの理由書提出

・発給までに8営業日かかる

何で出国の旅行券を予約していないのか聞かれ

予約してない理由ですか、、、
理由は特にないから、No reason？
しいて言えば　行動がのろいから？
などと考えている間、無言の時が流れる

係りの方が沈黙を破って
日本人は空港でアライバルでビザが取れるので
そちらで取った方がよいと言われ
顔色をうかがう間もなく自分たちの番が終了

あまりの不備さかげんと

発給までにかかる日数の多さにしばし呆然となり

そもそもインドになんてそんなに行きたくなかったけれど

トルコまでの直行の航空券は高いから

しょうがなく経由ついでに行こうと思っただけなのに

なんなんだよインド、
ますます行きたくなくなったよ
と2人で愚痴る

もう色々面倒くさくなってしまったうえ
根性無しなので
言われたとおり

バンコクでビザを取ることを辞めて

インドの空港でアライバルで取得することにする

アライバルだとバンコクで取得する

2倍の費用がかかるけれど

もうそれでいいやと投げやりになる

することがなくなったので
明日からの予定をネットを使いながら相談しようと

スターバックスに行く

コーヒーを注文後、

このスターバックスにはネット環境がないことに気付き

高いコーヒー代が完全にムダとなる

となりのサブウェイにはネット環境があったらしく

自分のケアレスさに涙が出た

もうお金を使ってネットなんかしたくないので

明日からのことは宿に戻ってから考えることにして

本日は
昨日何となく調べていたタイの工芸品があるという

アナンタサマーコム宮殿へ行くことにした

確かカオサンロードの北東にあるという淡い記憶をもとに

とりあえずカオサン近辺まで赤バスで向かい

そこからは歩くことにする

カオサンロードから北へ行くと素敵な家が点在する地域がございました

ある程度北東へ歩いたが

一向に見つからない

たまたま見つけた観光案内所で聞いてみると

もっと北東だという

さらに北東へ歩くが

見つからない

そこで

公共施設の警備員に聞いてみると

東にもう少し行くとあると言われる

そこから歩くとすぐに
これは道？と思うほど幅の広い道にでる

何車線あるのか不明なほど広い道路
奥に見える建物が目的地


北側を見ると目指す建物がある

2人で到着を喜び合いながら少し近づいてみると
どうも様子がおかしい

観光客と思しき人々が
柵の手前で写真を撮っている
どうも柵が閉じていて敷地の中には入れないらしい
そもそも観光客の数がまばらだ

遠目にもお休みらしさが漂っている


入り口が違う場所だから
こちらの門は閉じているに違いないと
信じて近づいてみる

ソンクラーでお休みと書かれている

2時間以上歩いて

この有様とは奇跡に近いと思う

バスに乗って中心地へ向かい

フードコートで夕食を食べ

帰宿

翌日からはタイのチャン島へ行き

そこからカンボジアへ移動することにした

●今日の一句

人生に
一度はあるね
消したい日



●旅の道程