こんにちは、小売店専門コンサルタントの小林れいです。
いつもメール講座・メルマガお読みいただき、ありがとうございます。
先日、我が家の子供と、金沢の工芸館でしていた「ポケモン×工芸展」に行ってきました。
最終日だったので、すごい人。
京都から朝イチの特急サンダーバードで行ったのですが、2時間並びました。
そこで、やっぱり「なにかとなにか」を組み合わせるって強いな、新しいものができるなと思ったお話です。
■ポケモンと工芸という意外な組み合わせ
私がこの展覧会を知ったのは、NHKの日曜美術館で特集されていたからなのですが、たまたま
レポートのために毎週録画をしていたのです。
ポケモンが世界的なキャラクターとはいえ、日本の工芸と組み合わせるなんて・・・
どうせ中途半端な現代アートのようなものが出来上がったんだろうな、と思って録画を見たらびっくり。
作家さんたちが、きちんとポケモンたちのキャラクターを把握した上で、自分の分野の技術で
ポケモンを精密に再現していたんです。
その後、美術手帖や和樂といった雑誌などでも取り上げられ、連日大賑わいだった「ポケモン×工芸展」。
意外性が受けた、代表例です。
■売れている物と売れている物をセットにしたら最強!
当然ですが、売れている物と売れている物をセットにしたら最強ですよね。
例えば、デパ地下で、ドイツフェアをするとしたら、ビールとウインナー。
公式にセットになっていなかったとしても、店頭ディスプレイで
「ビールNo.1とウインナーNo.1のセットを作りました」
としたら売れること間違いなしですよね。
他にどんなことができるでしょうか。
アパレルだったら、トップスとスカート、雑貨だったらお皿とカトラリーなど。
近い分野をセットにすれば、単品で見せるより、売り上げUPになるのですが、
私が初回、指導に行くお店では、あまりされていない印象なのです。
簡単にできることなのでもったいないですね。
■ものとものだけじゃない、コラボで売り上げUP
私は今、ある地域の名産品の商品開発に携わっており、ちょうど今日オンラインミーティングでした。
そこの雑談で、その地域では、星が綺麗、ということで有名だということがわかりました。
これまで、花とか幾何学模様など、プロジェクトチーム一同、一般ウケする当たり障りのないデザインで
試行錯誤していたのですが、
「星が有名なら、星をモチーフにして何か作れませんか?」
と私が言ったところで、チーフの目の色が変わりました。
何か閃いたようで、今後が楽しみです。
これは自然を売りにしている地域とコラボする、という案ですね。
どの事例からもわかるように、商品単品だけよりも、何かと組み合わせることで世界観が広がり
売り上げもアップします。
ディスプレイで言えば、単純に隣同士に置くだけで成立してしまうものかもしれません。
こんなに簡単にできるのに、やらない選択肢はないですよ!
ぜひ[[name1]]さんのお店でも、いろいろなくみあわせで試してみてくださいね。
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■置くだけで売れるディスプレイテクニック研修
「本当に売れるの?」
とよく聞かれますが、売れます!ちゃんと伝えたことをしていただければ・・・・
ディスプレイの研修は筋トレみたいなもの。
単発でもOKですが、まずは3回、その後は半年から1年ごとに受けてもらうのがベストです。
どうしても忘れちゃったり、スタッフさんのセンス任せになってしまうんですね。
売れているならそれでいいのですが、なーんか売れ行きが鈍くなってきた、と思ったら
再受講もおすすめのディスプレイ研修です。
出張 店舗ディスプレイ研修
売りたいものが売れない、なんかすっきりしない、などのお悩みはありませんか?
ディスプレイはセンスではなく、テクニック。
基礎がしっかりしていれば、商品も簡単に売れるし、お客様からも話しかけてもらえます。
お客様が、これがほしい、といってセルフでレジに持ってきてくれる。
お客様が、「この在庫ありますか」と指差しで尋ねてくれる。
そんなディスプレイの基本と応用をお伝えします。
お申し込みはこちらのリンクからお願いします。
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先週は金沢に2回行きました。
ポケモンの展覧会と、金沢にオープンしたチーズの専門店さんのディスプレイ研修です。
去年の年末から、月1回以上のペースで石川県に訪問中。
全国どこへでも行きますので、ぜひ研修に呼んでくださいね。
ではまた!
小林れいでした!!