会津に行ってきました。
1番行きたかった場所。
「山田木綿」さんです。
ずっと、実際に会津木綿が織られているところ
を見てみたかったので、平日に休みをとって伺
いました。
工場の前にいたわんちゃん。
結構なおじいちゃんなのだそうです。
近づくとしっぽを振って撫でさせてくれました
「カシャン、カシャン」と響く音。
外から音は聞こえていたのですが、中はすごい
音です。
隣で話す声が聞き取りにくいくらいで、想像は
していたのですが、実際は圧倒されます。
ここで働いている方は慣れているのだと思いま
すが、すごいなぁとびっくりしました。
エアコンはなく、窓をあけて扇風機を何台も回
して作業されていました。
どの機械もすごいです。
色とりどりの糸が綺麗。
この縞柄可愛い!
新色でしょうか。
見本の柄がかけてあるのでしょうか。
ノートも気になります。
窓も建物も良い雰囲気で、入ってくる光すら趣
きを感じられます。
とにかく圧巻でした。
ようやく来れて良かったです。
豊田式織機を記念館で見てきましたが、実際に
現役で頑張っているのを見ると、感動です。
100年くらい前の機械が現役なのですよね。
まるで機関車のように動く部品や、かみあって
回るネジ、勢いよく動くシャットル、お邪魔に
ならなければずっと見ていたかったですね。
見学は予約なし無料で、平日のみです。
作業中でお忙しいのにもかかわらず、自由に見
せていただける事はありがたいですよね。
私が作っている作品の要である会津木綿が生ま
れてゆく瞬間を見ると、今よりもっと大切に使
わなければと思います。
私が見たのは織りの場面ですが、その前に糸を
染めたり、時間も手間もかかるたくさんの工程
があるんですよね。
そして、もっとたくさんの方にこんな素晴らし
い場所があるのだと知って欲しいですね。
何枚もの会津木綿を繋いで製作されたであろう
素敵なスカートも販売されていました。
小物やはぎれも購入できます。
素敵な時間を過ごさせていただきました。
簡単で安価で効率の良いものばかり求めて、失
ってしまったものは、きっとたくさんあるのだ
ろうと思います。
もちろんそれで楽になって豊かになった良い部
分もあります。
それでも、どんなに大変でも時間がかかろうと
も、それを無くさない、復活させようとする人
たちがいなくならないのは、私たち人にとって
きっと必要な事だからなのだと思います。
これからもそういう場面やもの達に出会えると
いいな、と思います。
七日町(なぬかまち)は古い建物が並んでいて
とてもレトロな雰囲気。
いつもネットで会津木綿を購入していたのです
が、その実店舗「もめん絲」さんに行ってきま
した。
会津木綿の切り売りもされていて、可愛い小物
もたくさん並んでいました。
なんとはぎれのグラム売りもあり、布を選ぶの
がとても楽しかったです。
たくさん購入してしまいました。
渋い建物の「鶴乃江酒造」さん。
大正時代に建てられたのだそう。
見学はしていませんでしたが、日本酒の試飲を
させていただけます。
こちらは「末廣酒造」さん。
大正時代の雰囲気ありますね。
酒造の見学ツアーが無料でできるという事で、
ガイドさんの説明を聞きながら、お酒の作り方
や、昔のお酒を作る道具などを見させていただ
きました。
現在のお酒作りは見学はできませんが、お酒を
飲まない私でも勉強になりました。
見学後は試飲も用意されており、日本酒好きの
夫はさらに楽しそうでした。
時が止まったような空気。
福島県にはたくさんの酒蔵があるそうです。
鶴ヶ城を見学。
中は歴史を勉強できる空間になっていましたが
予備知識もないため、よくわからず…。
知っていればもっと楽しめたのかもしれません
が、なによりお城の中とは思えない設備になっ
ていたのがすごいなぁと思いました。
お城の上からの360度の眺めは、解放的でし
た。
正直、お城より気になるのは石垣です。
ぴったりはまっている大きな石や、その隙間に
詰められた小石、鋭角に切られた直線、など、
どうやってつくったのだろう、といつも不思議
に思います。
芸術品だなぁと思います。
ここにも赤べこが!
福島限定かな?可愛い〜。
会津旅つづく。



















