リサイクルショップで、可愛い浴衣を発見し
ました。
うさぎ柄だけど、子供っぽくないデザインで
生地がふんわり柔らかく、濃い藍色に薄いラ
インが落ち着いた雰囲気です。
着るつもりではなかったのですが、一応腕を
通してみると、ちょっと大きかったです。
この生地でパンツを作ったら、きっと涼しく
で気持ち良いだろうなーと思って、さっそく
洗濯し、解体に取り掛かかりました。
着物をバラすのは、本当に大変です。
浴衣は洗濯機で洗えますが、絹やウールの着
物は、気を使いますし、失敗もあります。
リッパーやハサミで糸を切りながら、これを
手縫いするのも大変だろうなぁといつも思う
んですよね。
なるべく切らずに縫い合わせているやり方を
見ると、すごいなぁ、と感心させられますし
作る時も、なるべく捨てる所を減らしたいと
自然と思うのです。
先日も、親戚が捨てようとしてた着物をもら
ってきたから、と友人が、私にも持ってきて
くれました。
捨ててしまうには、本当にもったいない着物
でした。
まだバラしてはいませんが、大切に使いたい
と思います。
生地を買えば、水通ししてアイロンかければ
すぐ作り始められます。
でも、捨てられてしまうものや、そのままの
状態では使えないものを使えるようにするの
は、手間がかかるけれど、楽しいです。
実際、この浴衣も結構色落ちしていて、バラ
してみるとそれがよくわかりました。
折り目が白くなっていて、かなり目立ちます
が、裏側は綺麗な藍色だったので、そちらを
表に使おうと思っています。
細かい糸は取り切れていませんが、それでも
2時間はかかってしまいました…。
その分愛着も湧くというもの。
さて、どんなパンツにしようかな。



