どこまで作れば安心できるのか | e工房

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難病・落葉状天疱瘡をはじめ、頸椎症性脊髄症の手術などの経過や、
手作り市やマルシェの出店活動、ネザーランドドワーフのつくねとの生活の日々を綴っています。

早いもので今年ももう6月。

そしてその6月に不安なことが。


それは毎月8日の、因幡薬師の手づくり市。


市街地にあることもあり、

コロナ前から国内外観光客も多かったけど、

割とマイナーでこぢんまりとのんびりした手作り市だったのが、

コロナが明け、インバウンドが戻り、

バイヤーさんも来るようになり(汗)、

2か月連続爆買いに遭いまして。


つまり、2か月連続作品作りに追われていまして。



「爆買いされた」と言うと、

「売り上げ上がって良かったねー」と言われるんだけど、

これがどうも腑に落ちない。 


前にもチラッと書いたけど、

2時間以上お店に貼り付かれて、

黙々と写真やムービー撮って、携帯の向こうこのお客さんにオンライン販売して、

買うか買わないかだけの品定め。

言葉も通じないし、

マナーも良くないし、

他のお客さまの迷惑にもなるし。


「相手が誰でも売れたら一緒やん」


と言った人もいたけど、

私はそうは思わない。


売るだけなら、それこそネットで十分だけど、

それをしないのは、お客さまとの交流を楽しみたいから。


「かわいー」

「全部手作りですか?」

「すごーい」

「どれしようか迷う~」


そんな言葉を聞きたいという、

ある意味承認欲求の塊なのかも?(笑)


でも頑張って作った作品が、

どんな人の元へ行くのかを見届けたり、

お気に入りの作品がステキな人の元へ旅立つのを見るとすごく嬉しいし、

作品が完成したときより嬉しくなる。




もちろん、一度きりのお客さまもいるし、

気に入って二度三度足を運んでくださる方や、

常連さんになってくださる方もいます。


私の作品を通じて、

心が触れあえる時間が大好きで、

そのために出店活動してるのに、

感情なく作品を選りあさられるのは楽しくない!


たくさん買ってくれるのは

確かにありがたいことなんだけど、

バイヤーさんと話せたらちょっとは楽しくなるのかな?



今は、爆買いに遭っても動じないくらいに作品を作るのに必死です。