先日、


父方の祖母が亡くなりました。


私は初孫で

とても可愛がってくれたそうです。


産着を手作りで作ってくれたり


1歳の誕生日かに、私がゆで卵が好きだったことからボールいっぱいのゆで卵を作って来てくれたり😂



私の、1番初めの先生である祖母は

物心ついた頃には、『早苗先生』でした。


とても厳しいお稽古で、

何度泣いたことか、立たされたことか。



それでもお稽古は大好きで、

ちびっこのCクラスから、ちょっと大きいBクラス、さらに大人のAクラスまで、ぶっ続けで勝手にレッスンを受けていたのを覚えています。



休みの日には、早苗先生の運転する車で、沼津や伊東のお稽古に出かけ、車酔いで吐いてしまったものを、なにも言えずもう一度飲み込んだりしていました笑



中1までしか早苗先生のクラスを受けることはできなかったけど


私にとっては大きな土台の一つです。



ずっと、早苗先生としか呼んだことがないと思っていました。


お葬式の時に再会したお姉さんが


「咲ちゃんがちっちゃい時、早苗先生に『おばあちゃん!』って駆け寄ったら『お稽古場では先生って呼びなさい』って言われてたのすごく覚えてる」


って。




そうか。



やっぱり私のおばあちゃんだったんだ。


もっとたくさん甘えられたらよかったな。


もっとたくさんのこと教えてもらいたかったな。




16歳で石井漠の内弟子になり、嫁ぎ、

長い間スタジオを切り盛りしていたこと


想像を絶するほど大変なことがたくさんあったと思います。


そして

厳しい中にも愛があったから、生徒さんたちはついてきてくれたのだと思います。


今日は、86歳の誕生日、だったんです。



早苗先生、本当にお疲れ様でした。

また会えた時には、

思いっきりぎゅーさせてください!



ありがとうございました!!!

おばあちゃん!!!