『これでお金とってお客様に観てもらうつもりですか!!』




一瞬で張り詰めた空気。





本気で取り組もうとしていることは

もちろんわかってる。


初めてのことだらけで

不安や戸惑いがたくさんなこともわかってる。


でも、

このままでは到底間に合わない。


観に来るお客さんは

長年キャリアのある一人一人の新たな挑戦を

応援してくださる方々。

お芝居のクオリティの期待値はそんなに高くないと思う。




だけど、必死に食らいついて


真っ向勝負したことが感じられないと

観てよかったーと思ってもらえないと

ただの学芸会になってしまう

それだけは何がなんでもイヤ!!!


ほーらやっぱりこんなもんじゃん。

いまさら芝居に挑戦したって無理なんだよ。

そんな風には決してさせない!!!




私だって、必死なんです。




20も歳上の先輩方に

小娘が生意気なことを言ってますが、

もう遠慮しない。


ここからはズバズバいかせていただきます。


見ている先を

もう1段階上へあげて


死闘の猛練習が始まります🔥




まずはとにかくセリフを覚える!

立ち位置を覚える!

リズムを覚える!


「今のその間はなんですか?」

「今どんな気持ちですか?」

「とりあえず一旦こんな風にやってみてください」



手をかえ品をかえどんどんやるとにかくやる。



少しずつ

この人にはこのアプローチがわかってくるようなまた違う方法があるのか



私も手探り状態。


芝居部分に時間がかかり、

LIVEシーンの振付が追いつかない。


踊りながら歌う

というのが設定上含まれているし

ただ歌うだけでは間が持たない。



少しずつ振付も同時進行。

振付は私。


とりあえず一番踊らなければならない部分の振りを渡すために

かわいい二十歳の妹弟子に時間をとってもらい、

振付タイム


さあウージーズ!


次なる試練だ!!!






やるのか?

やれんのかーーーー???