皆さん、こんばんは!とれびです!
今日は東洋大学の箱根駅伝学年別成績を行っていきたいと思います!
昨シーズンは出雲8位、全日本14位と苦しい結果を過ごしてきましたが、箱根駅伝では4位を獲得したチームです。シード権も第82回大会から18年連続獲得しています!
そんな東洋大学が箱根駅伝の学内区間記録保持者は学年別にするとどうなるのか往路から見ていきましょう!
まずは1区から。
1区は第90回大会で1時間1分46秒という記録を叩き出した田口雅也選手です!現在はHondaで陸上生活をしています。
学年別記録はこちら!
1年(第94回大会)西山和弥 1:02:16
2年(第95回大会)西山和弥 1:02:35
3年(第91回大会)田口雅也 1:01:46
4年(第100回大会)九嶋恵舜 1:02:08
直近でいうと学年別では3年連続1区出走で史上初の3年連続1区区間賞を獲得すると予想していた西山和弥選手と今年出走した九嶋恵舜選手が居ますね。
西山選手の3年時は第96回大会で区間記録が立て続けに更新した事から、早稲田大学の相良豊元監督が命名した『区間記録祭り』という内容でした。
なので、自身が得意だった1区のスピードについていけず、1時間3分15秒で区間14位に終わったので、史上初の3年連続1区区間賞にはなりませんでしたね。
そして今年の箱根駅伝で1区を走っていた九嶋恵舜選手は宮崎の小林高校出身で有名どころと言えば同大学OBの今西駿介さんの後輩だったんですよね。
なので、その名残もあって1年時から2年連続6区を出走していましたが、成績が振るわず、3年時は当日変更で出番が無くなってしまい、4年時に1区に出走した訳なんですよね。
1区も1時間2分8秒で区間15位という結果で終わってしまいましたが、4年生最速記録として残っています。
今はもうスピード駅伝になっているので、もうそろそろ1区の東洋大学学内記録も更新するのではないでしょうか。更新して欲しいですね!
次は2区に行ってみましょう。
2区は今はもう日の丸を背負うくらい活躍している相澤晃選手です。相澤選手は第96回箱根駅伝で1時間5分57秒という記録を叩き出し、現在も箱根駅伝2区の日本人記録として残っております。
学年別記録はこちら!
1年(第97回大会)松山和希 1:07:15
2年(第98回大会)松山和希 1:07:02
3年(第100回大会)梅崎蓮 1:06:45
4年(第96回大会)相澤晃 1:05:57
相澤選手の記録は外国人留学生であるイェゴン・ヴィンセント選手やフィリップ・ムルワ選手、そして青山学院大学の吉田祐也選手が更新したので、今は3大大会で相澤選手の区間記録は一つも入っていないんですよね。
ですが、箱根駅伝に関しては学内記録は2区と4区の記録がどちらも健在なので、後程3年時に走った4区も紹介していきます。
そして、1年時の最速記録と2年時の最速記録である松山選手と3年時の最速記録の梅崎選手は現在も東洋大学に在籍中なので、もう一回箱根駅伝を走れるチャンスがあります。4年時の最速記録である相澤選手の記録を更新して学内記録と4年生最速記録を上書き出来たら良いなと思います。
松山選手は本来なら今年卒業でしたが、3年時にエントリーから外れていたのと、5年生として留年することが決まっているので、今年は二度目の4年生として出場する予定です。
https://hochi.news/articles/20240325-OHT1T51177.html
続いて3区に行きましょう。
こちらは去年まで設楽兄弟の弟、設楽悠太選手が第90回大会で出走した1時間2分13秒という記録が学内記録として残っておりましたが、今年の箱根駅伝で小林亮太選手が1時間2分3秒という記録を叩きだし、学内記録を10秒更新しました。
学年別記録はこちら!
1年(第87回大会)設楽悠太 1:04:00
2年(第99回大会)小林亮太 1:02:33
3年(第100回大会)小林亮太 1:02:03
4年(第90回大会)設楽悠太 1:02:13
小林選手は現在4年生なので、梅崎選手と同様、在籍中です!今年も自身の学内記録と4年生の最速記録を更新して欲しいですね!
後、今知ったことなんですが、設楽悠太選手は1年時と3年時と4年時に3区を走っていたんですよ。2年時も3区を走っていたら4年連続の3区だったのに…
まぁ、設楽悠太選手が2年時の時は7区に出走し、現在も学内記録として残っているので、後編にその事について詳しく書いていこうと思います。
じゃあ設楽悠太選手が2年時の時、誰が3区を走ったのかというと、山本三兄弟の長男、山本憲二選手でした!山本憲二選手は4年時に1時間2分43秒という記録を叩き出しています!
これだけ見てもかなり多く出てきたので、さっさと4区に行きましょう。
続いて4区は2区と同じ相澤晃選手です!
4区の記録は第95回大会で1時間0分54秒という記録を叩きだしました!
学年別記録はこちら!
1年(第88回大会)田口雅也 (54:45)※1
2年(第91回大会)櫻岡駿 (55:15)※2
3年(第95回大会)相澤晃 1:00:54
4年(第100回大会)松山和希 1:01:37
※1 現在の記録に換算すると1:01:51
※2 現在の記録に換算すると1:02:25
4区の学年別記録は1区や2区にも登場した人が再び来た感じですね!田口選手と2年生最速記録として登場している櫻岡選手は当時18.5kmの記録が最速でしたのでそちらを採用させて頂きました。
にしても田口選手の4区の記録も現在の記録に換算すると1区とほぼ同じだということが分かりましたね!
ちなみに現在の記録だけに残すと、1年時の最速記録には吉川洋次選手の第94回大会で走った1時間2分22秒がありましたが、2年時の最速記録はありませんでした。
最後に5区に行ってみましょう。
5区は二代目山の神として出場した柏原竜二さんです。
柏原さんは2人しかいない4年連続5区区間賞を獲得した選手でしたが、その中でも一番速かったのは4年時の第88回大会で記録した1時間16分39秒です!この記録は現在の距離で換算しますと1時間8分8秒という記録となります!
学年別記録はこちら!
1年(第85回大会)柏原竜二 (1:17:18)※1
2年(第86回大会)柏原竜二 (1:17:08)※2
3年(第87回大会)柏原竜二 (1:17:53)※3
4年(第88回大会)柏原竜二 (1:16:39)※4
※1 現在の記録に換算すると1:08:43
※2 現在の記録に換算すると1:08:34
※3 現在の記録に換算すると1:09:14
※4 現在の記録に換算すると1:08:08
何と!学年別記録も柏原さんの記録がずっしりと記載していますね!過去の記録を遡っても正真正銘、柏原さんの記録が一番速いという事が分かりました。
では、現在の距離で走った記録はどうなのかと言いますと、こちら!
1年(第94回大会)田中龍誠 1:14:16
2年(第96回大会)宮下隼人 1:10:25
3年(第97回大会)宮下隼人 1:12:09
4年(第99回大会)前田義弘 1:11:21
この中で一番速いのは第96回大会で記録した1時間10分25秒という記録を叩き出した宮下隼人選手ですね!
実は宮下選手が1時間10分25秒という記録を叩き出した時は当時区間記録であった國學院大學OBの浦野雄平さんが出した1時間10分54秒という記録を29秒更新したんですね。
浦野選手もこの時の記録が3年時だったので、4年時も自身の記録を更新しようと頑張っていましたが、区間新記録にはなったものの20秒遅れの1時間10分45秒で区間3位でした。
ちなみにこの時の区間2位は青山学院大学OBの飯田貴之さんの1時間10分40秒です。
ですが、宮下選手は3年時、4年時と自身の記録を更新しようと頑張ってはいましたが、3年時は1時間12分9秒の区間3位。4年時は1時間12分22秒で区間8位でした。
しかし、その次の年で、現在黒崎播磨で陸上生活している前田義弘選手に更新されてしまったので宮下選手の4年時は最速記録ですら無くなったんですね。
前田選手は個人的に見たら順位変動がそんなに変わらなかったので、地味で目立たない選手だったのですが、どの区間に出場しても大きく外さない選手だったので、この時は「気持ちだけで走りました」と言っていました。確かに函嶺洞門で通過した時は区間賞ペースでしたもんね。
https://sports-toyo.com/news/detail/id/21017
ですが、柏原さんみたいな記録には学内では未だに誰も到達していない感じですね。ちなみに学外だと城西大学の山本唯翔選手が1時間9分14秒という記録を叩き出し、区間新記録となりましたが、柏原さんの3年時の記録を現在の距離で換算した記録と同じなんですよ。
それくらい柏原さんの記録は凄かった記録なので、学内でも柏原さんの記録を一つでも多く牙城を崩したいですね!
いかがでしょうか。
久しぶりに有名どころの大学で学年別記録を出してきたので、いろんな人が登場していて書いている僕でも印象深い内容でした。
復路も往路と同じように有名な選手が登場しますので、復路の内容も楽しみに待っていてください!
それでは、次回も宜しくお願いします!
とれび