受験ですね |     在宅生徒会長

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         中学で2年間不登校だった娘は、
         困難な受験を乗り越え、高校2年生になりました。
         未だ完全復帰とは言えませんが、
         どうにかこうにか学校に通っています。

あんまりブログの更新がないので、
nonの受験がどうなっているのか、
心配してくださっている方もいるようなので…

勉強してますよ。

受験を通り抜けて来た大人から見ると、
全然足りないけれど、
まあ、今の彼女のせいいっぱいで、
勉強してます。

夏の終わりから塾に行き始め、
今はとにかく、抜けている部分の穴埋めをしています。

基礎の確認っていうんでしょうか。

受験生なら、夏休み前に終えているべきところですよね。

なかなかスロースターターだったけれど、
少しずつ、エンジンかかっています。


もともと勉強のできない子ではないし、
勉強が嫌いな子でもない。

不登校でも、
ここまで定期テストは全部受けているので、
勉強を全くしなかったわけではないし。
(こうなると、定期テストを受けるというのは、
大事だったな、と思います)

抜けている穴を埋め始めたことで、
9月に受けた模試の成績に比べ、
10月は、飛躍的に伸びました。

まあ、学力の方はなんとかなるだろうという、
目算は立ちました。


問題は、当然のことながら調査書。
いわゆる「内申」が取れないこと。

それから、不登校という事実。
門前払いも、多いです。

そのハンデを補って余りある点数を
当日の学力テストで取ればいい、ってことなんですけどね。
なかなかそこまでは、ね。


学校に行けなくなってしまった子のための学校も、
今はいろいろと用意されていて、
興味をひくところもあります。

でも本人は、「普通の高校」に行きたい、と。


…不登校の子のための学校は「普通」じゃないのか、
というツッコミが来そうなので、先に言います。

そんなこと言っているのじゃないことくらい、読み取ってください。


不登校サポートの面談で言われましたが、
不登校の子は、皆、口を揃えて
「普通の学校」に行って
「普通の学校生活をしたい」
と言うのだそうです。

その言葉の意味を考えて見てください。



どこに行くのが、nonにとって幸せなのか。

彼女が、楽しい高校生活を送れるのか。

もちろん、彼女自身が、そう思える学校に。


学校選びの視点はそれだけです。