株主に効率よく儲けさせることだけではなく、企業のレーゾンデートル(存在価値)は色々ある。例えば、利益率は低くとも雇用を多くしていることで社会貢献している側面も否定できないし、そもそも顧客本位を前提としてステークホルダー(顧客、株主、働く人々とその家族、地域社会などの利害関係者)への還元の最適化がなければ、企業は成立しないことも頭に入れなければならない。
しかしながら、株式会社である以上、定量的価値を強く意識しなければならないことは間違いない。CEOを筆頭に株主から経営を委託されている取締役達は、特にその意識が高くなければいけないことは言うまでもない。
一週間前、日本経済新聞朝刊の経済教室である大阪市立大学宮川教授が書かれている『財務戦略より利益拡大を』は、琴線に触れた。以下の一文である。
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企業が価値を創造するのは、資本コストを上回るリターンを生む事業機会に投資し、キャッシュを獲得する場合のみだ。
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センターピンをまさについている。企業の定量的価値においては、この一文に尽きる。
最近、政治家までもROEの最大化について言い始めて、このROEを高めることが目的化しているような報道をよく目にする。借金してレバレッジをきかせ、その借金で自社株買いして、自己資本を減らしてROEを高める、という財務戦略であるが、本記事にあるように、将来生み出すキャッシュが増えない限り企業価値の創造は起こらない。
琴線に触れたので最後にもう一度。
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企業が価値を創造するのは、資本コストを上回るリターンを生む事業機会に投資し、キャッシュを獲得する場合のみだ。
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私含めて当社経営幹部はこのことをよく理解しているのだが、、
まだ成果があまり出ていない(笑)
今月も残りわずか、少しでも前へという気持ちを忘れずに仕事に取り組みましょう。
以下、最近の出来事をフォトブロ形式で。







