従来の通勤方法は、車7の電車3という割合でした。
それが今は、電車7の車3という割合になっています。
理由は、ゴルフという静のスポーツもできないくらい「腰が痛い」ので運転のようにずっと同じような姿勢をしているのが辛くて。。。しかしながら、車と違って移動している時に本気出せば1冊くらいは往復で読了できちゃうので知的生産性の高い時間を使っていると自分では勝手に解釈しております。



さて、
連続ですが読んだ本の紹介です。


ざっくばらん
ざっくばらん



「日本も何だかんだいっても、円の価値が上がらなきゃ話にならない。そのためには、輸出を大いに伸ばさなければ、国民の生活が豊かになるわけがない。」
というように50年前の本です。今や世界第二位の経済大国日本、円も強くなりました(ただし2008年11月末現在は相対的に強いという表現が正しい)。


ご存じ、終戦直後に徒手空拳で立ち上げ、日本を代表する世界に誇るホンダを創り上げた真のベンチャー経営者本田宗一郎氏の著書です。いつの時代においても、真理真髄であることが沢山書かれております。


「好奇心旺盛」「独創性」「洞察力」「胆力」、そして「グローバル」というのが本田宗一郎氏の特徴であり、これはまさに“成功するビジネスマンとしての必要要素”と置換できると思います。


いくつか、備忘録として。

◆人生は見たり、聞いたり、試したりの三つの知恵でまとまっているが、その中でいちばん大切なのは試したりであると僕は思う。

◆われわれが働くとき、金が欲しいということも一つの目的にはなるが、さらばといって金だけくれれば何でもやるかといえば、そうはいかない。やはり金儲けする手段が、誇りのもてる手段でありたいという願望は誰でももっている。

◆人間の気分というものは恐ろしいものだ。つねに深く観察していないと大変なことになる。一時期つかんだ気でいて安心していると、はねっ返りが恐ろしい。


連鎖読書で、経営史に残るNO2であり、本田宗一郎もこの人がいたからホンダが大きくなったと信頼してやまなかった藤沢武夫氏著「経営に終わりはない」を今一度熟読したくなりました。




経営に終わりはない (文春文庫)
経営に終わりはない (文春文庫)




私がえらく感動し大変好きな部分、上記の藤沢武夫氏の著書の本田宗一郎への想いを綴った部分を引用します。私は本当に感動していました。皆さんもぜひ。



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(25年目の幸せな別れ)


昭和48年の正月に、私はいいました。

「かねてから考えていたとおり、今年の創立記念日には辞めたいと思う。社長(本田宗一郎)はいま社会的な活動をされているし、どうされるかわからないが、私(藤沢武夫)からいわないほうがいいだろうから、専務から私の意向を伝えてもらいたい。」

が、私は本田宗一郎との25年間のつきあいのなかで、たった一回の、そして初めで終わりの過ちをおかしてしまいました。本田は私のことを聞くとすぐ、
「二人いっしょだよ、おれもだよ」
といったそうなのです。

ほんとに恥ずかしい思いをしました。

その後、顔を合わせたときに、こっちへ来いよと目で知らされたので、私は本田の隣に行きました。

「まあまあだな。」

「そう、まあまあさ」

しかし、実際のところは、私が考えていたよりも、ホンダは悪い状態でした。もう少し良くなったところで引き渡したかったのですが、

「ここらでいいということにするか」

「そうしましょう」

すると本田は言いました。「幸せだったな」

「ほんとうに幸福でした。心からお礼をいいます」

「おれ礼をいうよ、良い人生だったな」

それで引退の話は終わった。

(中略)

「これ以上はないという人にめぐり会えた」
という気持ちがすくなくとも私のなかにはある。



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藤沢は本田宗一郎という男の能力に惚れ込み縁の下の力持ちになり、本田宗一郎社長兼技術屋と、本田自身も惚れ込み絶大なる信頼を置いた藤沢副社長という経営参謀がいたからこそ、今の世界のホンダがあるわけです。
二人がお互いを認め合って任せ合って歩んできた人生は感動ものです。



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さて、
2008年11月27日木曜日。少し粘りが。ここからが勝負。ガンバロウ。