欠かさず観ているテレビ東京「カンブリア宮殿」で、試作品プリント基板で大成功し、長崎屋とか大江戸温泉とか異業種のM&Aを仕掛け企業再生をし成功している“キョウデングループ橋本浩会長”が特集されていました。



私の経営感覚では、M&Aをする相手先の業種は、やはり同業種もしくはそれに近い領域でなければ成功は難しいというイメージがあります。事実当社も、年間売上100億弱の会社更生適用会社をM&Aした経験がありますが“同業種”でありました。



どの業種でも業績が数字で表れる財務諸表(PL&BS&CF)を詳細に分析すれば、財務の安定度や収益性などM&Aする会社において鉄板で押さえなきゃいけない数字を知ることはできます。



がしかし、事業のコア・コンピタンスとか競争優位性とか成長性は、同業種でなければ、本質的に理解することはなかなか難しいわけです。



以上の理由から“異業種のM&A成功は難しい”という感覚があります。



その私が持っている感覚 というか誰しもの平均的感覚を、前述の「カンブリア宮殿」の作家村上龍さんがキョウデングループ橋本浩会長にぶつけた回答が実に興味深かったわけです。



橋本会長は『成功する確率』という視座で、“キョウデングループが異業種に対するM&Aを成功している理由”を説明されていました。以下です。



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◆“素人の目を持ったプロ”これが一番成功する。


◆二番目に成功するのが“プロ”


◆三番目が“素人”これは絶対に失敗する。



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なるほどなあと思いました。橋本会長がおっしゃることの本質は、



“経営を知っているその道の素人がその道のプロと組むことが一番成功する確率が高い”ということです。



私も常々思うのが、よくお客様目線を忘れてはいけないということを言われていて実施しているつもりですが、私もこの道のプロになってしまいました。自分がお客様であった学生時代・サラリーマン時代と比べて“お客様目線”が希薄化しているのではないか、つまり我々プロの論理をお客様に押し付けているだけではないか、と自問自答します。



事実、うちの副社長(笑)の母親は、経営のプロではありませんが、“素人=お客様歴長い”ですが、言うことに驚かされることがあります。我々が当たり前のように知っている、確率統計論とかマーケティング論を凌駕する本質的なこと、つまり成功するために一番大事なことを教えられます。


そんなことを思い浮かべると“経営を知っているその道の素人がその道のプロと組むことが一番成功する確率が高い”というキョウデングループ橋本浩会長の理論をよく理解できます。



当社グループも“規模より質の戦い重視”しながら、着実に成長していくことを目指しています。



そのような中、0からやるよりは色々手間があっても投資効率のよい“同業種再生型M&A”を多く手掛けたいと思っております。更に最近思っているのが、我々の業種が未来永劫的に残る保証はどこにもないので“異業種M&A”も視野に入れていたところです。その時を考えると、キョウデングループ橋本浩会長の“経営を知っているその道の素人がその道のプロと組むことが一番成功する確率が高い”というフレーズは大いに役立ちました。




さて、
2008年8月13日水曜日。一つ以外はまずまず最新営業結果。本日水曜日から夏商戦本格始動の予感。幹部率先垂範でガンバロウ。