今現在、全く資金需要はありませんが、中長期的な視点のファイナンスを考えると色々な金融機関さんと関係を持つことは必要です。
そのような意味から、最近立て続けに色々な金融機関さんと会わせていただいております。
最近各種メディアでも報道されていますが、間接金融(所謂金貸し&リース)を司る金融機関は業種によっては融資に慎重かつ貸し剥がしなど厳しい姿勢のようです。
不動産業とか建設業、昨年末の日経ビジネス「パチンコ大異変」で特集された遊技場業はその代表選手でありましょう。我がグループのコア事業の一つです。
当社は最近、運転資金・納税資金・機械設備投資は一部リースを除いてほとんど自己資金でしたから、金融機関とお付き合いをしていません、
各種メディアとか同業経営者から見聞する感覚でしか、『金融機関の姿勢』を知り得ませんでしたが、
ここ最近、金融機関の方々と色々ざっくばらんにお話しをさせていただき、彼らの遊技場業に対しての今現在の考え方とか姿勢を直接的に理解することができました。
結論から申し上げますと、
『かなりネガティブ』
ですね。見聞したとおり。
預金を集めても金融機関に対しての自己資本比率規制を気にするとなかなか貸し出せないし、遊技場業のおかげで彼らも痛い目合っていると。追い討ちは、規則改正によるスロット機の現金収入大幅ダウンとただでさえ機械設備投資の高騰しているのに新規則対応のための機械入替コストのアップ。
背景には数年前までの遊技場業バブルに乗じて、借りる側もイケイケなところもありましたが、貸して側の金融機関もここぞとばかり多額のお金を貸していました。都市銀行は逃げ足も早いですが、業界バブルの時はがんがん貸し出していました。しかも短期でです。
「バブルは終わってから気づく」というものですが、借りて側の遊技場も、金利が安いからという理由で都市銀行からを中心で“短期借入金”を増やしていきました。加えて業界特性なのか、自己資本は脆弱にも関わらず、投資のほとんどを金融機関からの借入金で賄うという過度のレバレッジをかけて、店舗数を拡大していくという傾向が多かったようです。つまり、新規出店コストが100だとすると、10くらいが自己資金で残り90は有利子負債ということです。
そういったところが、機械設備投資の高騰とか規則改正を主因とした現金収入ダウンというダメージもあり、元本償還(特に短期借入金の)が辛くなり、税金も払わなきゃとかで資金繰り(キャッシュフロー)が詰まっていき、大打撃を受けているということです。そして、こんな状況ですから追加の融資は期待できない。
ちなみに都市銀行と比べ少々金利が高くても長期借入を地域に根付いた第2地方銀行とか信用金庫とか信用組合から資金調達をしていたところは何とかやっていけているのでしょう。
財務経理の基本中の基本なのですが、損益計算書(PL)と実際のお金の流れは違うのです。これが最近謂われている“キャッシュフロー利益(現金収支)を意識した経営をしなければいけない”という背景です。
例えば、損益計算書(PL)で一年間で最終利益が100億だとしても、100億のお金が残ったということではありません。売上が損益計算書で立っていても実際の現金入金は年度をまたいでいたり、機械を10億買ったとしても損益計算書(PL)上では一括で費用計上できず減価償却といって法定耐用年数に則り少しずつしか費用計上できません。加えて、借金の金利部分は損益計算書(PL)上で費用計上できても、元本部分は費用計上できません。つまり、会社の状態を完全に把握するには①損益計算書(PL)に加え、現金の流れが網羅されている②キャッシュフロー計算書、そして借金残高や自己資本というストックの状態を示す③貸借対照表(BS)を常に理解しておかなければなりません。
翻って遊技場業の傾向としては、損益計算書(PL)上で最終利益は確保しやすいんです。そして、現金商売と言われるように売掛金というものがないんで未収入金リスクもほぼありません。しかしながら、自己資本が厚いところは多くない、つまり借金依存型企業が多いので、未収入金リスクはほぼなくとも、今回のように規則改正による現金収入ダウンがあり、損益計算書(PL)上費用計上できない借金元本償還が多額であると、
損益計算書(PL)上の最終利益が出ると税金も払わなきゃいけない、
すると資金繰りが詰まってしまうんです。しかも短期で借りたお金が多いと余計に資金繰りが厳しくなってしまうのです。そして、今まで貸してくれた金融機関にそっぽを向かれてしまう.....。困ってしまう。
以上が、最近の遊技場業界の平均的な構図でありましょう。
長くなりましたが、最近金融機関の方々と話してみて改めて基本認識を強く持ちました。
◆いざ何かあっても自力で何とかできる強固な財務体質を築く。
◆現金収入-現金支出 〉0(0より大きい)という経営の絶対的方程式を守る。
◆規模より質の戦い重視。(新投資案件でも極度な借入金依存を避けるという過度なレバレッジをかけないような自己資本の積み上げ)
以上 戒めブログでした。
さて、
2008年6月6日金曜日。予測通りの着地(´Д`)の最新営業結果。本日金曜日から週末戦線。ガンバロウ。
そのような意味から、最近立て続けに色々な金融機関さんと会わせていただいております。
最近各種メディアでも報道されていますが、間接金融(所謂金貸し&リース)を司る金融機関は業種によっては融資に慎重かつ貸し剥がしなど厳しい姿勢のようです。
不動産業とか建設業、昨年末の日経ビジネス「パチンコ大異変」で特集された遊技場業はその代表選手でありましょう。我がグループのコア事業の一つです。
当社は最近、運転資金・納税資金・機械設備投資は一部リースを除いてほとんど自己資金でしたから、金融機関とお付き合いをしていません、
各種メディアとか同業経営者から見聞する感覚でしか、『金融機関の姿勢』を知り得ませんでしたが、
ここ最近、金融機関の方々と色々ざっくばらんにお話しをさせていただき、彼らの遊技場業に対しての今現在の考え方とか姿勢を直接的に理解することができました。
結論から申し上げますと、
『かなりネガティブ』
ですね。見聞したとおり。
預金を集めても金融機関に対しての自己資本比率規制を気にするとなかなか貸し出せないし、遊技場業のおかげで彼らも痛い目合っていると。追い討ちは、規則改正によるスロット機の現金収入大幅ダウンとただでさえ機械設備投資の高騰しているのに新規則対応のための機械入替コストのアップ。
背景には数年前までの遊技場業バブルに乗じて、借りる側もイケイケなところもありましたが、貸して側の金融機関もここぞとばかり多額のお金を貸していました。都市銀行は逃げ足も早いですが、業界バブルの時はがんがん貸し出していました。しかも短期でです。
「バブルは終わってから気づく」というものですが、借りて側の遊技場も、金利が安いからという理由で都市銀行からを中心で“短期借入金”を増やしていきました。加えて業界特性なのか、自己資本は脆弱にも関わらず、投資のほとんどを金融機関からの借入金で賄うという過度のレバレッジをかけて、店舗数を拡大していくという傾向が多かったようです。つまり、新規出店コストが100だとすると、10くらいが自己資金で残り90は有利子負債ということです。
そういったところが、機械設備投資の高騰とか規則改正を主因とした現金収入ダウンというダメージもあり、元本償還(特に短期借入金の)が辛くなり、税金も払わなきゃとかで資金繰り(キャッシュフロー)が詰まっていき、大打撃を受けているということです。そして、こんな状況ですから追加の融資は期待できない。
ちなみに都市銀行と比べ少々金利が高くても長期借入を地域に根付いた第2地方銀行とか信用金庫とか信用組合から資金調達をしていたところは何とかやっていけているのでしょう。
財務経理の基本中の基本なのですが、損益計算書(PL)と実際のお金の流れは違うのです。これが最近謂われている“キャッシュフロー利益(現金収支)を意識した経営をしなければいけない”という背景です。
例えば、損益計算書(PL)で一年間で最終利益が100億だとしても、100億のお金が残ったということではありません。売上が損益計算書で立っていても実際の現金入金は年度をまたいでいたり、機械を10億買ったとしても損益計算書(PL)上では一括で費用計上できず減価償却といって法定耐用年数に則り少しずつしか費用計上できません。加えて、借金の金利部分は損益計算書(PL)上で費用計上できても、元本部分は費用計上できません。つまり、会社の状態を完全に把握するには①損益計算書(PL)に加え、現金の流れが網羅されている②キャッシュフロー計算書、そして借金残高や自己資本というストックの状態を示す③貸借対照表(BS)を常に理解しておかなければなりません。
翻って遊技場業の傾向としては、損益計算書(PL)上で最終利益は確保しやすいんです。そして、現金商売と言われるように売掛金というものがないんで未収入金リスクもほぼありません。しかしながら、自己資本が厚いところは多くない、つまり借金依存型企業が多いので、未収入金リスクはほぼなくとも、今回のように規則改正による現金収入ダウンがあり、損益計算書(PL)上費用計上できない借金元本償還が多額であると、
損益計算書(PL)上の最終利益が出ると税金も払わなきゃいけない、
すると資金繰りが詰まってしまうんです。しかも短期で借りたお金が多いと余計に資金繰りが厳しくなってしまうのです。そして、今まで貸してくれた金融機関にそっぽを向かれてしまう.....。困ってしまう。
以上が、最近の遊技場業界の平均的な構図でありましょう。
長くなりましたが、最近金融機関の方々と話してみて改めて基本認識を強く持ちました。
◆いざ何かあっても自力で何とかできる強固な財務体質を築く。
◆現金収入-現金支出 〉0(0より大きい)という経営の絶対的方程式を守る。
◆規模より質の戦い重視。(新投資案件でも極度な借入金依存を避けるという過度なレバレッジをかけないような自己資本の積み上げ)
以上 戒めブログでした。
さて、
2008年6月6日金曜日。予測通りの着地(´Д`)の最新営業結果。本日金曜日から週末戦線。ガンバロウ。