私は学生時代において、キャプテン(主将)を今までの人生で9人持ちました。中学から大学までやっていたラグビー部のキャプテンであります。
それぞれのキャプテンは個性がありました。寡黙型・闘争型・頭脳型などなどです。
キャプテンの中で親分型で謂わば『カリスマキャプテン』と断言できるキャプテンは、
大学2年時のキャプテンのM田主将と、高校3年時のキャプテンで同期のT橋主将の二人です。
この二人のキャプテンは、親分肌でいかにも喧嘩も強そうで、なおかつ涙もろく、皆をその力強い言動でぐいぐい引っ張る、まさに『カリスマキャプテン』でした。渡世でもどこの世界でもキャプテンになっちゃうんだろうな的な圧倒的な存在でした。もう一声だけで、何でも従ってしまう存在、“弱きを助け、強きをくじく”という精神が凄く任侠道でした。
冒頭の写真の真ん中に写っているのが、高校3年時の同期のキャプテンT橋主将です。この前一緒に夕飯を食べた時の写真です。隣に写っているのが、T橋主将が可愛がっている後輩の関取Kと私です(o^-^o)
このキャプテンT橋は日本A代表・U23日本代表・学生日本代表のスタンドオフとして大活躍してました。
このキャプテンT橋は、
中学校で日本一になり(我々の中学校はベスト4)、中学校レベルじゃ誰も止められない間違いなく全国一の超中学級のプレイヤーでした。
そして中学は別でしたが、高校から我が母校に入学してラグビー部に日本一の選手が入部したわけです。
我々の高校ラグビー部は当時内進生といって中学から直接上がってきた私のような部員が9割方を占めておりました。いくら日本一のT橋と謂えども、我々内進生からすれば“外様”でした。
今思えば小さな話でとてつもなくこっぱずかしい話ではありますが、暴露します。
高校ラグビー部に入部した当時、「我々は中学時代ベスト4で終わって、あいつ(T橋)は日本一といえども、高校ラグビー部では“外様”だ。いくら日本一うまくて強くても、我々内進生の流儀に従ってもらわないと困る。高校1年のこの段階で“しめとかない”と後々面倒なことになる。しめよう!!!」という提案者兼首謀者兼最高執行責任者がこの私でした。
時が来ました。中学校時代試合などで多少面識があっても、本格的な顔合わせの初日が来ました!!
見せたらなきゃあかん時が来たわけです。
最初はやはり冷たくして困らせようという作戦でした。
T橋が部室に入ってきました。がに股で堂々とした足取りでした。生意気な。
私も含め皆戦々恐々としています。
↓
↓
「T橋、、、、T橋君、
スパイクはここに入れて、
荷物はここに置いて、
1年はここで着替えるんだよ!
Nです!
これからよろしくね!」
↓
そうです。
最初に話しかけたのが、
“T橋しめる計画”提案者兼首謀者兼最高執行責任者がこの私でした。
一同みんな目が点になっていました。
えっ!?、みたいな。
私は、そのT橋の隠しきれないオーラ、圧倒的な存在感、オナゴでなくてもとろけてしまうような恍惚と輝くその存在に一瞬でやられてしまったのです。
“しめられた”
んです。
T橋は、暴力的手段とか言葉を発することなく、赤子の手をひねるがごとく我々の代である桐蔭学園高校28期ラグビー部部員を傘下におさめたのでした。
そして、高校3年時は当たり前のようにキャプテン(主将)になりました。私はいつも右隣を一歩下がって歩いていました。彼についてゆけば日本一になれるんだと信じてついてゆきました。
試合中などで私が弱気になっている時があると、プレーが途切れた時に、そのがに股で大股な足取りで寄ってきて、と胸ぐらをつかんできて
「てめえ、何弱気になってんだよ!!頭からガツンといってやれぃ!」
という思い出もあります。
大学時代、大学4年時の話。私と彼は違う大学に進んだのですが、彼の大学と私の大学で対抗戦があった時に、彼は代表合宿の後でその試合には出ていなくて外で観戦していました。
そしてちょっとした小競り合いから、双方大乱闘になりました。大体こういうのは、うちの大学が挑発して始まることが多かった話はご愛嬌で。
話を戻して、双方試合出ているメンバーが大乱闘をしている時に、一人だけ輝いている人間がいました。
白いラルフ・ローレンのニットとカーキ色のパンツを履いている男です。
えっ!?
試合観戦していたはずのT橋が、プレーしていなく外で観戦していたはずのT橋が!
お気に入りの白いラルフ・ローレンのニットを泥まみれにして、中心で殴りあっていました。いつの間にか。
これも伝説です(^O_O^)
我々は、
桐蔭学園高校28期ラグビー部じゃないんです、
桐蔭学園高校ラグビー部初代T橋一家だったんです。
(^O_O^)
何しても勝てるわけありません。ベンチプレスMAX160キロ、フルスクワットMAX400キロ、背筋力300キロ近く、50メートル6.0秒、パスもうまくキック力も半端ないんですから。
そして、文武両道を具現化し、あんなガタイなのに、通学中、漢文とか英単語を緑のシートと赤ペンの鉄板ツールで勉強したりしているし(笑)
そんなこっぱずかしい思い出ブログでした。




