昨日(2005年4月4日)の日経MJ新聞で興味深い記事があった。

 

とある地方で、イトヨーカドーなどの大手が進出してきて過当競争下にある中、24時間営業とか色々な発想で単なる値引き消耗合戦ではなく付加価値をつけて生き残っている食品スーパーが紹介されていた。

小生の業界もそうであるが、外食産業・小売業、あらゆる業界で過当競争になっている。そのような中、大手級が来ると「どうせ負けてしまう」とか言う真理に陥るのはよくあることであろう。

 

がしかし、このような中、規模は小さくても大手級を軒並みぶっ倒して地域でNO1の地位を確保している例は、上記例も含めて結構ある。

 

彼らは、
「規模ではなく、質の戦いで勝利している」
のである。
これを構造化すると、
■営業で付加価値がある。
■STAFFのモチベーションが高い。
■規模は小さいながらも、財務基盤が安定している。
だと思う。

 

当社の経営方針に「規模より質の戦い重視」というものがある。
徹底的に質にこだわりたい。

 

ご参考→「過剰出店に関する洞察