手術直後、あの医者が抜糸については(消毒してもらう)看護師に聞けと言っていた。塗り麻酔でもして取るのかと思っていたが、看護師に聞いたら、2週間くらいでポロっと取れると言っていた。それでも玉結びをした箇所がずっと残っていて、これは皮膚に入り込んでいるから最終的に痛いことをして取るに違いないと身構えていたが、7月12日、絆創膏を剥がした時に痛みなく取れた。


家にいると何かとやることが多くてなかなか指の運動をずっとし続けることができないが、昨日は1日中外にいて息子を観察しながら、リハビリの先生に言われた動きで手を動かしていた。


今日、リハビリに行ったら、激痛だった動きがそこまでの痛みなくできるようになり、手を台の上で広げたら(私的にはもっとピッタリ平になって欲しいが)、「真っ直ぐだよ!これなら違和感ないじゃない?」と褒められた。そしてリハビリを終えた時に、自分で小指を動かせた。今まで動かせなかった小指を上下に動かせたのだ。嬉しくて涙出た。


激痛で指が動かなくて、落ち込んだりもしたけど、昨日息子を見ながら、憎たらしいことも言われる時もあるけど、トレイラーの角がみぞおち辺りを当てトレイラーとバンに挟まったあの事故で私が死なずに息子との一日を今もまだ一緒に過ごせていることに感謝した。骨折した小指が利き手じゃなかったことにも感謝。事故のことで感謝するなんておかしいけれど、打ちどころが悪ければもっと酷いことになっていたと思うから、これで済んで良かったと言う想いもある。


まだまだ薬指と小指はグーがちゃんとできないし、浮腫んでいるので、調子にのらずにまだまだ続けていかないといけない。でも今日は少し希望が見えた。