リハビリは辛いと聞くけど、本当に辛い、激痛。たかが指でも。スポーツ選手が骨折して、再度大きな大会を狙えるまでの回復をして優勝する人がいるが、その強い精神力、心底尊敬する。

私の骨折は利き手と反対の小指。骨折した時は小指くらい動かなくたって良い、もう年だし。と思ってたが、何と、小指がぶつかった時に反れないようにと一緒に固定されていた薬指も動かない。しっかり固定していたのは1ヶ月くらいなのに、手を平にできない、グーチョキパーができない(指が曲がらない)。薬指の付け根下に2つ目の縫い目があるからクソ医者がおかしなことをしたせいだと思ってたけど、リハビリの先先生と生気のない医者に言わせるとどうやら固定して動かさなかったかららしい。

私は料理をしていたし薬指の指先は動かしていたはずなのに、こんなに動かなくなってしまうんだと思うと、お年寄りが転んだりして入院して、余計に歩けなくなってしまったり、寿命を縮めてしまうことが容易に想像つく。動くのが当たり前だと思ってた身体が、動かさないだけで、こんなにも動かなくなってしまうのだ。

利き手じゃなくても薬指までが動かないのはやはり結構しんどい。新しいお気に入りのキッチンができたら色々な料理をしたいと思ってた夢まで消えてしまう。自分に甘い人(私)には、たかだか指のリハビリでも結構辛いものであるが、やるしかないようだ。