5月末に引取りができるはずだったキッチンのタイル。フランスの会社から買ったが、イタリアのタイルだった。


若い時にイギリスに留学した時に、日本人は時間通りに現れるがフランス人は1時間後、イタリア人は2時間後にやってくると言うような話が教科書に載っていた。ローマに旅行に言って道を何人かに聞いたら、最初に聞いた場所に戻ってたと言うこともあり、イタリアのイメージは適当だったのだが、フランスに住んでからイタリアの方がサービスも人も良いと思うことがあるのはなぜか。


話が飛んでしまったが、夫に何度もそのタイル会社に連絡して受け渡し日を聞いてと言っていたのだが、必要じゃない時に催促して置き場がないと困る(このせいで1年以上倉庫を借りる羽目になった経験がある)ので、電話ができないでいた夫もとうとうメールを担当者に送った。


ら、会社を辞めましたと言う自動メールがすぐさま返ってきて、焦った夫は店に電話すると、「ああ、あなたのタイルありますよ。」と普通に詫びもなしに言われたそうだ。


担当者がいなくなったって、倉庫の受取人が受け取った時に、どの客の分かわかるだろうに、担当者がいなくなっても引き継いだセールスの人とかマネージャーだとかに言うってことをしないのだろうか。受取った倉庫の人間が客に直接電話したって良いだろう。フランス人の仕事って本当に不思議。グレーの部分は誰もしない。結局客が迷惑を被ることになる。


注文する際に私達も一部は払っているが、時間が経てば、タイルが不要になる人もいるかもしれない。会社の負債にならないよう早く連絡して全額客に払ってもらおうと言う考えも全くないらしい。このタイルは普通のホームセンターではなくて、少し良い店で買ったのだが、対応レベルは結局いつものおフランス。


我が家に約1カ月連絡がなかったのは、イタリア人が納期を守らないせいじゃなかったよ。いつものフランス人が仕事をしないせいだった。