今まで来た作業した男達の話になって、「見ててわかるよ。全くうちの為など考えてない。少しでもそう言う気持ちがあったら自分のゴミ(瓶や缶、食料の包みなど)を庭に捨てて行ったりしない。そう言う態度と仕事の結果が同じだと思う。ゴミを平気で人の家に捨てる人間の仕事など碌なものじゃない。」と私は言った。


そしたら夫は、「クリストフはフランス人だったけど、後はどこから来ていると思う?後進国の移民だよ。ゴミばかりの国から来ているから、ゴミを平気で捨てる、ただそれだけ。物差しにはならない。」


やはり私は日本生まれ、日本育ちの物差しを使ってしまう。なら態度悪い人間が実は愛情持って家を建てているか、懸命に仕事をしているかってどうやって見れば良いのだろう。結局やらせて見ないとわからない、住んでみないとわからない。不安ばかりだ。プロが計算上では、暖炉一つで家中が暖かい構造の家だけど、これは内側&外側の断熱材がしっかり入っていることが条件。内側1階のやり直せなかった部分は怪しい。あの手抜き男たちのせいで家が寒かったらどうしてくれよう。


5月末に出来上がるはずのイタリアのタイルが、連絡なく遅れているが、これを受け取ったらタイル張りをお願いしないといけないが、これも本当に怖くて。なんせ、以前、タイル張りの人にアパートの内装をさせたらタイルが曲がってったってことがあり、やり直しにも被害者の私達持ちと言われた。好きなタイル頼んで、あんなことをされた日には、どうして良いかわからない。


ところで、夫が新しく壁の作業している1人の男に、トレイラーをバンに付けるのを手伝ってくれと言った。私が怪我をしたあの重過ぎるトレーラーはそのままになっていた。夫と1人じゃダメで、計3人の男で何とか繋げたのだ。しかも一般的なフランスヒョロヒョロ男じゃなくて、力のある男達3人でやっとだったと言う。私なんかじゃ全然ダメだったじゃない。最初からそうしてくれていたらこんな怪我せずに済んだのに。タラレバだが、人生に挑戦は必要でもできないことはしない方が良いこともある。