折れた指を専門医に見せるには、早い方が良いだろうと息子を習い事まで送って行き、夫と昨朝(9時半)に病院へ行った。


受付を済ませて待合室を見ると移民ばかり。私の担当医の名はアラブ。少し調べたら手の骨折は神経に触るから手術をした方が良い場合があると見た。そんな特別器用じゃないとできない科にアラブ。この時点で少し不安だったが、手術するとは思ってなかったのでそのまま待った。長々と待たされ、やっと看護師に呼ばれて「左手を骨折しているが、指は固定されているおかげか胸部の方が痛い。」と伝えた。


それから、また随分と待って呼ばれて会った医者。全くフレンドリーでもなく、全く英語ができないアラブで、夫が説明した。ここでも骨折より胸部の方が痛みがあると伝えたが、「昨日の病院はなんと言った?」で終了。前日の病院からx線が見えるパスコードをもらっていたので、夫がその紙を説明して渡した。パソコンへ行き、カチャカチャやっていた。何度やってもできず、「写真が見当たらないから、再度レントゲンを撮ってください」と言って出て行った。私は「昨日の病院がまたやらかした」と思ったが、夫は「この表裏に印刷されている紙、この医者が裏表見てたか?俺は裏しか見てないと思った。医師って勉強して頭良いはずだろ?こんなこといくらだってあって、何度もやってて良いはずだろ。医者がフランスにいないからって、こんなアホなのを移民として連れて来ちゃって。こいつも今日が初日かもしれないぞ。」と言った。そんなことを言われて、医師免許があるのかすら疑いたくなった。


何と表面にID、裏面にパスコードと私の名前が印刷されており、IDにパスワードをパスワードに私の名前を必死に入れていたのだ。


この国にはやばい移民しかいない、、と頭かかえた夫の側を先程面談した看護師が通ったので、そのことを伝えると「自分のパソコンで見てくる。」と言った。夫は「医者の面子丸潰れで変なことされなきゃ良いが」と言ったガーンガーン


そして印刷されたのを医者に見せたが、「今日は変わっているかもしれない。レントゲン撮って来て。」と言われた。


そしてずっとレントゲンの順番を待っていたが、息子のお迎えの時間となり、夫に行ってもらった。後から来た人が先に呼ばれ、おかしいと思った。そしてレントゲン技師が、「あなたレントゲン待っているの?他に名前ないんだけど。名前は?あら、もうレントゲン持っているじゃない?何でまた撮るの?」と質問攻撃にあった。持っているのは昨日ので、今日また撮るように言われたと言うと、「昨日撮ったのにまた?今日転んだの?」と不思議がられ、私が会った医者の看護師に電話して、レントゲンを撮った。レントゲンの指示も入っておらず無駄に廊下で待っていたのだ。どいつもこいつも。2人のレントゲン技師が不思議がるのだから、アラブ医者の面子の為にレントゲンを撮ることになったとこの時は思った。


つづく